
























1号 刀反り浅く中鋒、独特の肌合い、低い湾れに互の目を交え、物打付近焼き上がる。彫あり。 2号 薙刀この国独特の肌合いに匂い口締まる直刃、彫物。 3号 脇差片切刃造。身幅広く反り強い。詰む地鉄、湾れ互の目。 4号 短刀重 […]
11月15~18日まで、渉成園にて「工+藝」京都2025が開催されます。 東京美術倶楽部は日本の伝統、風土、美意識に根差して継承され、さまざまな表現と挑戦がなされている工芸に焦点をあて、2024年より「エ+藝」KO+GE […]
時代は鎌倉末期頃でしょうか、古い大和物の全身はちょっと久々。この時代の大和物の押形採拓は楽しいです。 この刀、両チリの棒樋に添樋がありますがこの場合、刃、添え樋の角2本、鎬筋、棒樋の角2本、棟角、庵と、僅か3cm幅の外形 […]
その後さらに30丁、さらに50丁ほど試しを。結局目当ての研ぎ味の石は見つからず終わりました。 せっかくなのでもう何十年も気になっている細名倉についても。20代の頃は中名倉と細名倉は天然を使用していましたが、いつ頃からか人 […]
本部から。 1号 太刀(刀?)少し細身。少し反る。棟先2寸ほぼ直線、先1寸棟角僅かに内。大大板目。錵が強い直ぐ調の刃で大板目が刃に入り刃肌となり、錵筋等複雑に働く。腰をかなり長めに焼き落とすも熱による後天的な物に見える。 […]
夜遅くに一度しか上映していないのですが、流石に行かないと。IMAXが凄いとの事で確かにそうなんですが、我々世代の田舎人はデカいスピーカーの音圧を感じて育っていて、イヤホン世代の人とは違う感想かもです。でも凄いですIMAX […]
本能寺大寳殿宝物館で開催中の「武士の表道具とその価値展」。主な展示刀10口分につきまして、刀剣と合わせ、見どころ解説付き全身押形パネルを設置しています。 展示例 ・太刀 銘 石州出羽住直綱作(重要美術品) […]
9月6日より、本能寺大寶殿宝物館にて「武士の表道具とその価値展」が開催されます。 展示刀は以下の通りとなっています。 太刀 銘 石州出羽住直綱作(重要美術品) 小太刀 銘 国行(来) 刀 無銘 延寿(重要刀剣) […]
また気になり、今朝改めて調べると簡単に見つかりました。以前もデジコレ見てたはずなんですが・・・。 MUSEUM136に寒山先生による詳細が。『長さ88㎝、反り2.9㎝、元幅3.28㎝、先幅2.28㎝、鋒長5.75㎝茎長2 […]
古い差し込み研ぎの刀が出て来ました。各条件から幕末、明治・大正・昭和初期頃の差し込みと思われますが保存が良く、打ち粉等のヒケも少なく状態良好。片面を残したまま反対面で様々実験を。考えられる事はやり尽くしましたが再現出来ず […]
あべのハルカス近鉄本店11階、美術画廊にて川﨑晶平刀匠の個展「錵の宙 刀鍛冶 晶平の世界」が開催されます。 ・会期 令和7年5月14(水)〜20日(火)・ギャラリートーク 5月17、18日 午後1時~ あべのハルカス近鉄 […]
いつも写真を撮っていただいている、写真家の長谷川佳江さんの写真展が開催されます。毎度毎度、動きも単調で同じ作業にしか見えないでしょうし、申し訳ないなぁと思いつつ。。それでも我々職人の一瞬を写し出し、形にしてくださっていま […]
鎌倉時代末期の大磨上げ無銘刀。無銘ですが、適度な硬さの石華墨で鑢目をなるべく潰さぬよう、朽ち込みを埋め過ぎぬよう、時間をかけて丁寧に擦りだします。しっかりと時間をかける事で紙に墨がたっぷりとのり、深い黒味と艶が生まれます […]
新作丁子の太刀、山陽道鎌倉末期生ぶ在銘太刀、生ぶ在銘来国行太刀、生ぶ在銘来国俊太刀の全身押形を採拓。全身押形でもやはり生ぶ太刀は格別で好き過ぎる。木屋押形を残した研師達も必ず同じ気持であったろう。
本能寺大寶殿宝物館にて「歴史と学ぶ日本刀展」が始まりました。上古刀から現代刀までの名刀が並びます。刀装具では折紙付の名品や出土の倒卵形鐔も展示されています。 ・上古刀 (奈良時代) ・太刀 銘 正恒 […]
大阪歴史博物館で開催される『特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」』。いよいよ明日4月4日からです! 刀匠会YouTubeチャンネルにて、各刀匠さんの紹介動画がUPされています。 全日本刀匠会You […]
1号から古い物順とのこと。1号は大磨上げ重刀。あとは在銘で5も重刀。 1号 刀身幅広め、重ね尋常。中鋒。鎌倉末期から南北の造り込み。地鉄詰み気味。鎬寄り映り気。全体に白ける感。直ぐ小湾れ、小錵。食い違い。二重刃がかる箇所 […]
大阪歴史博物館で開催の『特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」』の展示品が発表されました! 特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」出品一覧・展示替リスト こんなに多数の現代刀匠 […]
4月19日、KKRホテル大阪で開催される祝賀会にまだ空きがあるそうです!夕方5時半から開催。全国の刀鍛冶さんや各職方と立食パーティーでの交流会です。私も参加させて頂きます。ご応募よろしくお願いいたします!! 日時 : 令 […]
『大阪歴史博物館では、令和7年(2025)4月4日(金)から5月26日(月)まで、6階特別展示室において、特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」を開催します。 鎬造しのぎづくりで反そりのある美しい日 […]
本能寺大寶殿宝物館で開催中の「信長が愛した刀とその時代の刀剣展」の展示品を幾つかご紹介します。 刀 銘 薬王寺(重要刀剣)永享頃、三河の薬王寺一派の作品です。薬王寺派の作品は現存数が少なく私も研磨した事はありません。同派 […]
新年の入札鑑定会は新年会も兼ねており時間の都合もあって、1本入札で行います。ただ初心者さんには通常の1本入札ではハードルが高過ぎるため、1~5号刀それぞれに3工づつ記入し、提出は一度のみという手法で。普段とは違う思考とテ […]
京都国立博物館では現在「特集展示 新時代の山城鍛冶―三品派と堀川派―」が開催中です。堀川物と三品派作品が主な展示となっています。 研磨をさせて頂いたものも多数出陳されていますが、寺社御所蔵のものを除き手元に押形記録がある […]
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 新年1月7日から、本能寺大賓殿宝物館におきまして「信長の愛した刀とその時代の刀剣展」が開催されます。展示刀剣は下記などです。 刀 銘 日州古屋之 […]
今回は当番でしたので以下の鑑定刀にて入札鑑定を行いました。 1号 太刀 無銘 綾小路 (重要刀剣)2号 脇差 銘 越中守正俊 (重要刀剣) 寛永三年八月吉日3号 刀 銘 左行秀(花押) […]
少し前、過去何度か拝見している刀ですが、差し込み研ぎで有名な研師が研いだものを久々に拝見しました。古い研ぎ。多少のヒケや曇りは有るが状態は良好。色々考えながらじっくりと何度も拝見。とにかく上手い研ぎで、以前拝見したときの […]
『「愛宕山は砥石山」愛宕山砥石を知る人々の証言』DVDをお送り頂きました。“日本刀”は、愛宕山周辺を始めとする京都産天然砥石が無ければ完成しません。現在我々が刀の美しい地肌や刃文を鑑賞できるのは、 […]
youtubeチャンネル「日本刀の美」に、刀の世界の様々なエピソードを色んな皆さんにお伝え下さっている、漫画家の”かまたきみこ先生”が出演されています。素敵なお話なので是非ご覧ください~。 2016年頃、ipadででした […]
熱田神宮にて「熱田神宮刀剣並技術奉納奉賛会」による刀剣の製作奉納が毎年行われていますが、今年も無事焼き入れが終わったようです。今年の番鍛冶は上畠宗泰刀匠。熱田神宮境内に鍛冶場を設営し、完全古式鍛錬で僅か三日間で鍛錬から焼 […]
生ぶ茎在銘の古備前太刀。古備前刀工中の稀少銘。全体に研ぎ疲れはありますが、当初の雰囲気を残す小乱れ刃の範囲も広い。しかし以前研磨した研師があまりに酷く・・・。とりあえず、内曇り、地艶、拭い、刃取り等一連の仕上げを経ている […]
(以下全日本刀匠会HPより転載) 【会期】2024年7月10日~7月15日【会場】京都髙島屋S.C(百貨店)6階美術画廊【ギャラリートーク】7月13日(土)15時~ 月山鍛冶は鎌倉時代初期の鬼王丸を祖とし、奥州月山の麓 […]
刀 銘 信濃国真雄信州赤岩村の名主、山浦治右衛門昌友の長男として生まれる。正則、寿守、完利、寿昌、正雄、真雄、寿長などの銘を切り、弟に清麿がいる。 小刀 銘 信州住真雄 短刀 銘 清麿真雄の弟。正行、環、秀寿、清麿の銘を […]
京都国立博物館「金工 1F-5展示室」にて『文化財修理の最先端 金属工芸』が開催中です。会期は2024年6月18日(火)~ 8月4日(日) 刀剣展示作品リスト 刀 銘 長曾禰興里入道乕徹 (研磨 本阿彌日洲/人間国宝 […]
そもそも1号から古い物順だとしたら、3号で善定なので4号で鎌倉~南北の大磨上げという見方は破綻しているのですが、苦しい時はこういう事が起こり得るのが入札鑑定です。しかも3号善定でイヤだったし。全て立て直しが必要です。 1 […]
今回は熊谷和平先生が講師に来てくださいました。 1号 平身。寸延び。幅広く重ね薄い。三つ棟。皮鉄は詰んでピチピチ立ち白い。刃文は表裏揃い村正風。重ねはかなり薄い・・・。 2号 短刀 三つ棟かなり高い。定寸ほど。重ねは先ま […]
本能寺、大賓殿宝物館にて開催中の「名刀展」チケットを頂きましたのでご希望の方にさしあげます。当ホームページ上部メニューの「お問い合せ」の入力フォームからご連絡頂きましたらお送りします。お送り先のご住所とお名前をお願いいた […]
大太刀や長刀に大薙刀など、分割してスキャンした全身押形をPCで繋げていたのですが、改めて考えるとよくこんな大変な採拓作業をやったなぁと。。 今まで深く考えて来なかったのですが、おそらく集中して何かをやっている時の記憶はあ […]
備前南北朝期。備前物の押形採拓を減らそうと思っていたのですが、やはり数が圧倒的に多くそして名品の率は他国を大きく上回るので、結局押形採拓率も上がってしまいます。
また2年カードを頂戴していたので、京博さんに用事ついでに展示を観覧。1階の仏像を見たくて入りましたが、同じく1階の5,6展示室で「備前・備中・備後の名刀」という展示が行われていました。知らずに入ったのですが幸運。 今日の […]
現在、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館にて『特別陳列「刀匠・河内國平の仕事―古代刀剣復元から現代の作刀まで―」』が開催中です。 (以下奈良県立考古学博物館SNSより転載) 開催中奈良県立橿原考古学研究所附属博物館特別 […]
2月は本部からでした。本部からの鑑定刀について「答えをSNS等で明かさないで下さい」という内容の通達が支部宛てに来ていますので、しばらく前から本部からの鑑定刀に関しては、ここでも答えを明かさないようにしています。という事 […]
1月は新年会なのでいつもの三木半旅館で。三木半は笑福亭鶴瓶さんや、あのねのねさんがバイトをしていた旅館です。 1号 刀肥前。長い。二尺五寸超か。反り浅めで身幅広い。重ねは身幅に比して若干薄め。詰み過ぎない地肌。大互の目を […]
先日、桃川長吉の事でHPからお問合せを頂き、少しやり取りをさせて頂きました。綾杉肌の無銘に”桃川”の極めを見る事がありますが、そもそも在銘の桃川を見る機会が殆どなく。「何故に綾杉が桃川?」と思いつつもそれ以上考えた事があ […]
今回は当番でしたので、平安時代~江戸後期までの刀を集めさせて頂きました。 1号 刀 無銘(五条) (重要刀剣)2号 刀 額銘 国俊(二字国俊) (国指定重要文化財)3号 刀 銘 肥前国忠吉4号 短刀 […]
刀、銘 備州長船住横山祐包(石切劔箭神社蔵) 明治三年八月日 刀、銘 瑞泉堀井俊秀 (花押) 冨岡清行所持 昭和十二丁丑二月吉日 太刀、銘 加賀国住正峯 於傘笠亭作之 思飛鎌倉期 漂一文字上 昭和丙 […]
刀 無銘 直江志津大和手掻包氏が美濃国志津に移住し兼氏と改名、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍し一門が繁栄しています。その二代目以降及び一門の総称が直江志津です。(刀の世界では「志津」「直江」と刀工名の様に使用して […]
滋賀県東近江市の近江商人博物館にて「北川正忠 幻の刀剣に挑む ー兵主大社御神宝復元への道ー」が開催されます。詳しくはチラシをご覧ください。北川正忠刀匠HP
昨日研ぎ場にて、南紀重国の脇差を拝見しました。初代は久方振りかもです。重ねが厚く、鎬がやや高く、鎬地幅がかなり広い造り込みです。地錵がよく付き、全身に細かな地景が著しく現れ立体感が凄い地鉄。直刃調で南紀の大和伝と分類され […]
講師は熊谷和平先生。 1号 太刀 おそらく二尺六寸程で長寸、目立って腰反り、元幅大変広く踏ん張りがかなり強く完全に応永姿。腰の開く互の目で、元の20㎝程度は鎬に届き皆焼状。全体に刃肌が目立つ。棒樋と連れ樋を鎺上で丸留め。 […]
先日来進めている大太刀(大薙刀)の押形の前に、古備前在銘太刀、肥前忠吉刀と、両刃短刀の押形を採拓。この両刃短刀は以前より京都府支部長の吉村滋太先生からお聞きしていた文明十三年紀の両刃短刀です。(日刀保京都府支部10月例会 […]
数年前、某御宮様御所蔵の大太刀の全身押形の制作を予定していましたが、私が肩を骨折してしまい制作出来ずにおりました。肩の調子もすっかり良くなりましたので、押形を。(HPへの掲載のお許しを頂いております) 押形用紙を裁断。当 […]
私、ずっと以前から思っていましたが、刀を見るより刀職の仕事の方がずっと見ていられます。 今月も本能寺大賓殿宝物館での刀職者実演が開催されます。 [開催日]9月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、16日(土) […]
本能寺大賓殿宝物館刀職実演にて、松田柄巻師が実演の様子を撮影してくれました。上から、大きめのしゃくり研ぎ(突き)、左右の動きの小さいしゃくり研ぎ(突き)、面形(つらなり)引き、水平引きです。右は大門研師です。 9月10月 […]
1号 刀短寸で脇差サイズかも。末備前。全体によく反る。末備前の丁子。全身に乱れ映りがよく現れる。表裏に八幡大菩薩と春日大明神。上に棒樋と連れ樋。勝光時代か祐定時代かの判断は案外難しく。。この小振りな雰囲気が勝光らしさ満載 […]
本日より本能寺さんにて「日本刀の美」特別展が開催されます。京都にお越しの際は是非お立ち寄りください。 映画「 日本刀の美」 内容は4期に渡り、会期は2023年6月21日~2024年4月11日まで。 以下展示刀の一部 古備 […]
6月3日から7月30日まで、両国の刀剣博物館にて「日本刀 記録の系譜 -記録の歴史と記録されたモノたち-」が開催されます。刀剣博物館 (touken.or.jp)↑展示品につきましては刀剣博物館HPのTwitter画面に […]
いつも大変お世話になっています根津秀平刀匠が個展を開催されます。 日時 2023年5月21日(日)~27日(土) 10時~17時会場 仏像写真ギャラリー 飛鳥園(〒630-8213 奈良市登大路59)入場無料 仏像写真ギ […]
今回は私が当番でしたので、備前物・備前伝の互の目をテーマとして刀を集めさせて頂きました。 1号 短刀 銘 法廣 平成二十一年鮎季 刃長 八寸八分 内ぞり2号 太刀 銘 出羽国住人大 […]
現代刀専門ショップが京都にオープンする事になりました!この店舗が国内外に向けた新作刀の販売拠点となるのです!!愛刀家の皆さんに新作刀の素晴らしさを知って頂くため、入札鑑定会の鑑定刀として新作刀出題の機会を増やそうと実行し […]
3月8~13日、阪急うめだ本店にて、「日本刀展 月山 GASSAN」が開催されます。詳細は下記HPにて。 日本刀展 月山 | 阪急うめだ本店 | 阪急百貨店 (hankyu-dept.co.jp)
3日連続ですが幡枝八幡宮に。やはり石清水が見たくて。その前に四条烏丸に用事でそれが済んだ後、北山の京都府立京都学・歴彩館で降ろしてもらい、調べ物を。ここだと神社の資料が沢山あるはずです。でピッタリのがありました。「幡枝八 […]
また拵の事ですが。小柄は赤銅独楽図です。魚子は手擦れでトロトロに。天正拵は三所などに揃えずバラバラが本来だという話や、やはり古後藤で揃えてこそだとか、図柄で揃えるべき、或いは技法で揃えるべき(例えば小柄笄をうっとりで揃え […]
youtubeチャンネル「日本刀の美」今回は河内一平刀匠のお話です。 伝統工芸木炭生産技術保存会 https://www.mokutanworks.com
久々に金属乳鉢を購入しました。絶妙に丁度いい大きさ。何よりフタが嬉しいです。 こういう粒や粗い鉄肌を砕く時、袋に入れて金床上で叩いたり、一手間掛かり面倒なのですが、金属乳鉢と乳棒でしかもフタ付きなので完璧です。フタをした […]
今年も様々な経験をさせて頂きました。日常の研磨から、まさか人生でこんな経験をするなんてという突飛な物まで本当に幅広く。そんな経験を楽しめる人ならこんなに楽しい事は無いのでしょうが、私は全然楽しめないタイプなので、人生損を […]
12月支部例会は私が担当となりましたので、5口の御刀をご用意させて頂きました。 鑑定刀 1号 刀 銘 君万歳 真鍋純平作 令和四年秋吉日 2号 短刀 銘 為森繁久彌翁 善博作 […]
新作刀の研磨が何口も続き身体がボロボロになっていますが、こんなに没頭出来る仕事はないですね。なんでしょかこの感覚は。こんなにも難しく、こんなにも大変な研磨なのに。。多分これが先日「刀剣界」に書かせて頂いた通りの事なんだと […]
こんかいは09シャーペンで下書きを。ブログは毎日押形の事ばかりですが、研磨以外の時間に行っている作業です。研磨のお仕事はしっかりと進めています。 私ビジネスマンではありませんし伝統職人なので自分から出る言葉ではありません […]
押形を行っている時は写経の様な気持ちで・・・と話す事がありますが、この太刀の梵字を写している時は正に写経を感じました。三浦研師と何度か行ったことがありますが、お寺で写経をさせて頂くのは本当に気持ちの良いものですね。
1つだけ美術館さんで、押形のオリジナルグッズを作って頂きました。オンラインショップで購入可能です。収益は1つだけ美術館さんの運営費になります。 入鹿實綱の槍がスリムサーモステンレスボトルにーー!山鳥毛の押形をマグカップや […]
香川県高松市に11月7日からオープン予定の「一つだけ美術館」さんの第一回企画が「押形」になりました。 1つだけ美術館 HOME – 1つだけ美術館公式サイト (jimdofree.com) 展示期間は11月7 […]
関西大学博物館にて開催された、神田伯山さんの講談、その後は伯山さんと河内國平刀匠の対談という大変楽しいイベントに行かせて頂きました。 古臭いと思われるでしょうが私、ごく最近のマイブームが浪曲で。。押形を描きながらYouT […]
片チリに比べると両チリの刀は圧倒的に少ないです。部分押形程度ならよいのですが、全身となると実は両チリの刀は非常に難しいものです。鎬の線がざっくりと出る様な採り方ならば簡単なのですが、明瞭で強い線をだそうとするとかなりの手 […]
先日ちょっとガチャガチャした場所で薄錆身の無銘短刀を拝見。幅広内反り振袖茎。 以前拝見した短刀、入鹿實可。茎棟ラインや振り方や上身形状が独特で忘れる事の無い姿で。それと同じ。先日の短刀も實可じゃなかろうか。入鹿實可拝見。 […]
会期:2022年6月1日(水) ~ 2022年6月6日(月)会場:日本橋三越本店本館6階美術特選画廊住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1 ↓デジタルカタログをご覧ください令和の刀明治の拵展 | eb […]
先日おじゃまいたいました。以前から思っていましたが、やはり刀の展示は数じゃないですね。30も40も、或いはもっと沢山あったとしても見えない展示じゃ意味が無い。しっかり見える展示ならば大規模展覧会でなくとも十分堪能できます […]
久々に入札鑑定が出来ました。 1号 太刀。 小鋒。よく反る(腰反り気味)。少し先伏す。長い。細身。踏ん張り強い。研磨によるところが大きいが、全体に黒味が強い。大板目に杢目。現状かなり大肌が立つ。直ぐ調の刃で複雑に働く(押 […]
最近この砥石に浸っています。 天然砥石比較 103〜104 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区 (kyoto-katana.com)この時のコメントは「No.103は非常に良い刃引きです。」ただこれだけ。非常に良い砥石 […]
【虎屋 京都ギャラリー】「作刀50年 刀匠 河内國平展」 開催のお知らせ 虎屋 京都ギャラリーにて、現代を代表する刀匠・河内國平(かわち くにひら)刀匠の、作刀50年を記念した展覧会が開催されます。 虎屋京都ギャラリーで […]
やはり気持ち悪いので再度分類し、筒に番号を付け入れ替えを。今まで筒の数が無駄に多かったのですが、かなり減らす事が出来ました。 備前 44山城 26現代 16美濃 15大和 13紀伊 9肥前 9相模 8大坂 8武蔵 […]
先日、10月の支部例会が開催されました。昨年10月以来、ちょうど1年振りの開催です。 鑑定刀 1号 太刀 銘 助長(長船) 重要刀剣2号 脇差 銘 武州下原住照重3号 刀 無銘(真守) 重要刀剣4号 脇差 […]
会 期:令和3年9月18日(土)~令和3年11月7日(日)会 場:林原美術館 〒700-0823 岡山市北区丸の内2-7-15 TEL086-223-1733 FAX086-226-3089開館時間:午前1 […]
現在開催中の「百錬精鐵 刀匠 月山貞利展」にお伺い致しました。 私は研師には古名刀の展覧会よりも、現代刀匠さんの個展の方が数段勉強になると思っています。刀の世界に限らずですが、個展は誰でも出来るものではありません。安定し […]
「最後の○○ ~日本のレッドデータ~」今回は天然砥石が取り上げられます。 草彅剛司会 NHK BSプレミアム「最後の○○」第二弾放送決定! | 新しい地図 (atarashiichizu.com)草彅 剛が見つめる、「日 […]
会場:京都髙島屋6階美術画廊※最終日は午後4時閉場※京都髙島屋の営業時間についてはHPをご確認下さい。 月山鍛冶は鎌倉時代初期の鬼王丸を祖とし、奥州月山の麓で鎌倉、室町期に栄えました。月山鍛冶の最大の特徴は、刀身全体に波 […]
岐阜県博物館にて開催中です!岐阜県博物館HP 2021/07/23(金)~ 2021/09/26(日) 江戸中期、薩摩藩によって実施された木曽三川の宝暦治水工事が契機となり、昭和46年に鹿児島県と岐阜県との […]
先日の拭いのブログのとき過去のリンクを貼っていたら「七人の侍」の妄想が出て来ました。読んでみると楽しかったので再度。七人の侍 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区 (kyoto-katana.com)勝手な妄想です。ファ […]
No.130砥石硬度 8/10研磨力 3/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.131砥石硬度 6/10研磨力 4/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.132砥石硬度 3/10研磨力 4/10刀身は末相州 […]
20代の頃、二十数本同時に購入した物で、相岩谷だと思います。(菖蒲も混ざっているのかも知れません)滋賀県高島市では、相岩谷と妙覚谷で砥石を産出していました(両山とも既に閉山)。購入当時、相岩谷の採掘をされていた木村潔さん […]
No.114厚さ34mm砥石硬度 6/10研磨力 5/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 面が強く付いているため少々硬く感じますが、完全フラットならばもう少し柔らかい使い心地になります。(研ぎ汁が分離していますが、この […]
No.112厚さ5cm。表裏とも面が付いています。側面を見ると表裏で多少質が違う様です。 表面砥石硬度 6/10研磨力 4/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 掛かりが今一なので裏を。。 裏面砥石硬度 6/10研磨力 […]
No.110砥石硬度 4/10研磨力 5/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.111砥石硬度 6/10研磨力 5/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.110 厚さ5㎝以上。一瞬大平じゃなく見えますが大平で […]
No.108砥石硬度 5/10研磨力 1/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.109砥石硬度 5/10研磨力 7/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.108は結構以前から持っていますが、使った記憶がありま […]
砥石硬度 3/10研磨力 6/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 数十年前に産出された菖蒲。大型の砥石で厚みも購入時は53mmあり、堂々の佇まい。おそらく5、6年前に購入し、しっかりした焼きの刀に対するメインの砥石とし […]
No.105この手のカラスの砥石は、あると妙に嬉しくなる石です。少し狭い幅ですが研ぎやすく、普段使いの小刀を研ぐのに使用しています。どの山産でしょう…。おそらく梅ケ畑周辺の山でしょうか。こういう砥石に刀を当てた研汁を見る […]
No.103砥石硬度 4/10研磨力 5/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.104砥石硬度 4/10研磨力 4/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.103は非常に良い刃引きです。No.104は刃引きとし […]
No.101砥石硬度 6/10研磨力 4/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.102砥石硬度 6/10研磨力 3/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 どちらも見た目は硬そうに見え、特にNo.101は硬く見える。 […]
今回は原石や大判を。倉庫にある砥石に手を出すとちょっと大変なので、玄関先と研ぎ場内に置いてある石で。 No.89原石の上に置いた砥石が通常の大きさです。端の面を出してみました。どこ産なのでしょうか、産地不明です。粒度は荒 […]
京都府支部では昭和31年以来会報を発行しています(初期は「會報」、その後名を改め「津どい」となりました)。現在97号まで来ていましたが、京都府支部ではこの度、98号をデジタル版として、創刊号~97号までの合本を制作しまし […]
砥石屋さんに通っていると、サンプルやお土産品的に砥石を頂く事があります。それは未経験の砥石を試させて頂ける貴重な機会。たかがサンプルと侮るなかれ。思わぬ名砥に出会う事もしばしばで。「天然砥石比較 34〜47」のNo.46 […]
No.78砥石硬度 5/10研磨力 4/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.79砥石硬度 6/10研磨力 3/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.80砥石硬度 6/10研磨力 6/10刀身は末相州。刀身 […]
詳細は「姫路市立美術館HP」をご覧ください 趣旨 本展は、日本の美意識を象徴する刀剣の刃文の美を手掛かりに、日本の風土が培ってきた深淵にして豊穣な心象風景に触れ、その世界観の独自性、また普遍性を多彩な視点で探求しようとす […]
中山産。刀剣の研磨では角砥として使う研師は少ないと思います。通常は↓の様なコッパから地艶を作り使用します。 久々に中山の黄板をネットで探してみましたが、殆ど見つかりませんでした。数年前まではまだ入手出来たんですが・・・。 […]
No.71砥石硬度 6/10研磨力 5/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 No.72砥石硬度 5/10研磨力 5/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物 […]
砥石硬度 7~9/10研磨力 8/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物を書いているのではなく都度の感覚での数値です。 見慣れないと名倉に見えてしまうかも知 […]
砥石硬度 4/10研磨力 4/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物を書いているのではなく都度の感覚での数値です。 正統的刃引きです。この石には単に黒い研汁 […]
砥石硬度 7~8/10研磨力 7~9/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物を書いているのではなく都度の感覚での数値です。 「天然砥石比較5」「天然砥石比較 […]
砥石硬度 7/10研磨力 7/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物を書いているのではなく都度の感覚での数値です。 写真で見ると前回の天砥石比較「34〜47 […]
砥石硬度 4~7/10研磨力 5~7/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物を書いているのではなく都度の感覚での数値です。 最近まとめてUPが増えていますが […]
砥石硬度 8/10研磨力 7/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物を書いているのではなく都度の感覚での数値です。 いずれの石も、「地引き」或いは「地砥」と […]
砥石硬度 2/10研磨力 2/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物を書いているのではなく都度の感覚での数値です。 「天然砥石比較1」と同種です。この石が採 […]
砥石硬度 4/10研磨力 7/10刀身は末相州。刀身硬度6/10 研磨力数値はこの刀身に対しての物です。全ての砥石を試しまとめた物を書いているのではなく都度の感覚での数値です。 天然砥石比較20と同種の砥石。結局この時 […]
天然砥石を頂戴致しました。この写真以外にも多数なのですが、内曇りが30丁以上。名倉・細名倉が10程度。いつも好んで使っている大平の合砥も10以上。あとは刀研師にはもったいない中山や産地不明の大判砥石が多数。 内曇り用の棚 […]
和歌山県立博物館にて「特別展 きのくに刀剣ワールド」が開催されます。会期 令和3年4月24日~6月6日詳細はチラシをご覧ください まだ発表されていないようですが展示リストによると敬愛する”入鹿”も出陳予定です。(敬愛の使 […]
埋忠展のクラファン、「埋忠刀譜」が届きました。以前から埋忠銘鑑は持っていたのですが、記念のつもりでポチりと。。しかし今後埋忠銘鑑の方を開く事は無さそうです。買ってよかった。埋忠刀譜では本来の配列通りになっているとは知って […]
銀座盛光堂さんのyoutubeチャンネル「日本刀の美」に長野篇がUPされました。永和堂朝倉さんのご案内で真田宝物館などが紹介されています。松代藩荒試しに使用された大慶直胤の刀が出て来ますが、おびただしい刃毀れで、荒試しの […]
コロナの影響で2月以降の鑑定会が休止になっていましたが漸くの開催です。今回は私が当番で、久々の鑑定をより楽しんで頂けるように、8口の鑑定刀とさせて頂きました。 1号 刀 銘 越前守助広 《柏原美術館所蔵品(旧岩国 […]
今月10月31日(土)から12月14日(月)まで、大阪歴史博物館に於きまして、『特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」』が開催されます。私、多分この10年で一番楽しみにしている展覧会です。 前期後期で入れ替えあり […]
福井市立郷土歴史博物館にて秋季特別展「北陸の古刀」が開催されます。展示作品リスト 今から千年余り昔、平安時代後期に生まれた日本刀は、はじめ大和・山城(現在の奈良県・京都府)といった政治の中心地や備前(現在の岡山県)・奥 […]
会期:令和2年10/28(水)~11/3(火祝)会場:日本橋髙島屋S.C. 本館6階美術画廊 〒103-8265 東京都中央区日本橋2丁目4番1号 TEL:(03) 3211‐4111※最終日は午後4時閉場 ( […]
「令和2年度 第56回 京都非公開文化財特別公開」が開催中です。以前研磨させて頂きました賀茂別雷神社様(上賀茂神社)御所蔵の刀剣類も現在公開中です。公開期間等は各公開場所により異なります、詳しくは下記HPをご覧ください。 […]
刀、銘 肥前国忠吉脇差、銘 肥前国忠吉 49回目は八代忠吉の大小です。肥前上三代、つまり初代忠吉(武蔵大掾忠廣)、二代近江大掾忠廣、三代陸奥守忠吉、この三工の技量の高さは既にブログでもご紹介させて頂きましたが、肥前刀の […]
短刀、銘 信州住行宗(花押) 嘉永六年二月日 (刃長 九寸五分) 47回目は山浦兼虎初期銘、行宗の短刀です。兼虎はブログ前掲真雄の子で父真雄及び叔父清麿に作刀を学んでいます。 兼虎の作品は少なく関西などで […]
会 期:9月12日(土)~11月23日(月)会 場:坂城町鉄の展示館 〒389-0601 長野県埴科郡坂城町坂城6313-2 Tel. 0268-82-1128開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時3 […]
「明治の拵、令和の刀」が銀座三越にて開催されます。 本展では、明治期に趣向と技術を凝らされて製作された拵や刀装具の数々と、令和と元号を変えてもなお脈々と息づく、現代刀匠による日本刀を中心に、刀にまつわる作品の数々を、時を […]
和歌山県の九度山・真田ミュージアムにて下記の二つの展覧会が開催されます。 全日本刀匠会近畿地方支部展 「悠久の美・日本刀展ー近畿で活躍する刀匠たちー」 日本美術刀剣保存協会和歌山県支部展 「美術日本刀展 ー紀州刀工を中心 […]
脇差、銘 播磨國住高見國一作之 守護順真 皇紀二千六百七十七年 鶯鳴 彫物 夫婦龍 梵字(八大龍王真言) 39回目は新作刀、兵庫県の高見國一刀匠の作品です。(研磨は私ではありませんが、以前押形を採らせて頂きました) 身幅 […]
短刀、銘 奉納賀茂御社 元禄十二年七月十三日 願主 高橋就⬜︎ 大和住越中守包國作(賀茂別雷神社蔵) 5回目も、前回、前々回に続き、賀茂別雷神社(上賀茂神社)に伝わる奉納刀です。 この短刀は銘文に […]
一号 刀 反り少し深い。全体に反る。身幅広く重ね厚め。棒樋鎺上丸留め。切っ先フクラ強めに張る。 地鉄詰み気味で若干肌立つ。 広めの中直刃。刃中、丁子足、葉が多く入るも少し寂しく感じる。下半匂い勝ち。上小錵。帽子深め。結構 […]
一号 刀 反り浅く重ね厚、庵棟かなり高い。詰んで美しい地鉄。全体に湾れる刃取りで透かすと互の目と丁子の連続。焼き頭が地にこぼれる箇所多数。 地刃が典型的助直だと思うが棟の高さがどうしても気になる・・・。助直、数も含め普段 […]
奈良、春日大社さんの国宝殿に於きまして、『最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展』が開催中です。 私も古伯耆には大変興味があります。特に展示中の有綱(粟津家伝来)の太刀が大好きで。 展示は前後期入れ替えありです。 展示リス […]
年末から鎌倉末期大磨上無銘刀、鎌倉初期生茎在銘太刀、鎌倉前期乃至中期生茎在銘太刀、室町末期在銘寸延、室町末期在銘短刀の押形を描く。 色々考えながら描いていたが、大体の事は忘れた。
令和2年となりました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 お正月という事で、目立つ場所に愛刀を飾ります。 中身は刀屋さんで8万円で買った刀。 非常に愛着があり、拵えを掛けました。 拵えの見所は沢山ありますが、一番 […]
今回は本部より日野原大先生を講師にお迎えし入札鑑定会が開催されました。 一号 刀 重ね厚め、若干細身で鎬が高い。反りが浅いが鎌倉時代の刀。 直刃調子。よく働く。明るい。物打から横手下の冴えが好き。片落ち風になる部分の谷な […]
現代刀目利き認定大会の日が近づいてまいりました! 「日本刀の日」制定記念『第1回「現代刀目利き認定大会」in岡山』10/5(土) 出題刀はなんと30振り。 30振りの現代刀を手に持って鑑賞できるわけです。 そしてその刀で […]
「ICOM京都大会開催記念 東京富士美術館所蔵 “百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展”」 開催をお教え頂いたので、京都文化博物館で9月29日まで行われている「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」を見に […]
現在岐阜県博物館に於きまして『特別展「剣精霊貫白虹 ―幕末美濃の剣豪と名刀―」』が開催中です! 展覧会名 特別展「剣精霊貫白虹(けんのせいれいはっこうをつらぬく)―幕末美濃の剣豪と名刀―」 開催期間 2019年7月12日 […]
今月の支部例会(入札鑑定会)は私が担当という事で、鑑定刀を5振り準備させて頂きました。 一号 太刀 銘 国綱(粟田口 特別重要刀剣) 二号 刀 無銘 古一文字(重要刀剣) 三号 刀 無銘 左弘行 (重要刀剣) 四号 […]
現代刀の入札鑑定大会が行われます!! 「日本刀の日」制定記念『第1回「現代刀目利き認定大会」in岡山』10/5(土) 出題刀はなんと30振り。 30振りの現代刀を手に持って鑑賞できるわけです。 そしてその刀で入札鑑定。 […]
一号 刀 少し反りが強め。大互の目で匂い口深い。尖り刃が少し。三品帽子ではない。 肌がよく出る。 互の目の形や匂い口の雰囲気から山城新刀だと思うが堀川系ではない。 三品帽子でなないが、尖り刃が2,3個あるので三品系じゃな […]
入鹿實可の短刀(さねよし/重要刀剣)を拝見する事が出来ました。 以前より重刀図譜では見ていましたし、「紀州の刀と鐔」にも所載で押形は頭にありましたが現物を拝見出来る日が来るとは。。 刃長26.8㎝(八寸八分五厘) 元幅2 […]
平成から令和への瞬間は刃取りをしながら迎えました。 新しい刃取りスタイルを思いつき試しましたが、この10年で一番の成果です。 誰かが研いだ素晴らしい研磨に出会ったとき、”この研師は凄い”と感じますが、そういう仕事を目指し […]
今年も、京都市勧業館(みやこめっせ)に於きまして、5月2,3,4日の三日間にわたり「京都刀剣まつり」が開催されます。 京都へ刀を探しに来てください!!
三月例会入札鑑定 一号 刀 詰む地肌。直ぐ焼き出し、大きめの互の目を複数で一塊、それを規則的に。 新刀祐定だと思う。上野大掾祐定と書いたが、これはもしかして過去に出ている刀かも知れないと思い始 […]
錆びた刀がお手元にある場合、「良く切れる様に」「錆を落としたい」と、もしもご自分で研磨をされるような事があれば、その価値を大きく落とし、後世に伝えるべき刀の寿命を縮めてしまう事になりかねません。
刀剣の研磨は、棟・鎬地・平地・横手・鋒等各所の肉置きを整えつつ錆を除去し刀本来のあるべき姿に研ぎ上げ、さらに地刃の働きを引出し或いは抑え、鑑賞に相応しい状態に仕上げて行く、総工程十日~二十日以上に及ぶ作業です。「刀剣研磨」とは、他の刃物類の研磨とは全く違う世界なのです。