反りの深い刀の外形をとる時、重りをびっしり並べてもどうしても紙にシワがよりがちで、失敗こそしませんが結構面倒な作業になっていました。今日やっと上手い取り方を発見、次からはそれでいきます。 最近の全身押形の一つ。元から先ま […]
6月3日から7月30日まで、両国の刀剣博物館にて「日本刀 記録の系譜 -記録の歴史と記録されたモノたち-」が開催されます。刀剣博物館 (touken.or.jp)↑展示品につきましては刀剣博物館HPのTwitter画面に […]
錆びた刀がお手元にある場合、「良く切れる様に」「錆を落としたい」と、もしもご自分で研磨をされるような事があれば、その価値を大きく落とし、後世に伝えるべき刀の寿命を縮めてしまう事になりかねません。
刀剣の研磨は、棟・鎬地・平地・横手・鋒等各所の肉置きを整えつつ錆を除去し刀本来のあるべき姿に研ぎ上げ、さらに地刃の働きを引出し或いは抑え、鑑賞に相応しい状態に仕上げて行く、総工程十日~二十日以上に及ぶ作業です。「刀剣研磨」とは、他の刃物類の研磨とは全く違う世界なのです。