3日連続ですが幡枝八幡宮に。やはり石清水が見たくて。その前に四条烏丸に用事でそれが済んだ後、北山の京都府立京都学・歴彩館で降ろしてもらい、調べ物を。ここだと神社の資料が沢山あるはずです。でピッタリのがありました。「幡枝八 […]
夕方、国広が焼き入れを行った石清水を探しに行ってみました。岸本先生が書かれている幡枝国広発見と國廣大鑒制作時のエピソードが刀美にありますが、それにはこの石清水の写真があります。 急いで歩いても家から4,50分かかるので既 […]
堀川國廣の天正打を研磨させて頂いたので、お散歩で久々に幡枝八幡宮に行ってみました。 重美の幡枝國廣は日刀保京都府支部の支部長を務められた岸本貫之助先生が、大正十五年にこの幡枝八幡宮から発見しました。(京都御所の東山御文庫 […]
錆びた刀がお手元にある場合、「良く切れる様に」「錆を落としたい」と、もしもご自分で研磨をされるような事があれば、その価値を大きく落とし、後世に伝えるべき刀の寿命を縮めてしまう事になりかねません。
刀剣の研磨は、棟・鎬地・平地・横手・鋒等各所の肉置きを整えつつ錆を除去し刀本来のあるべき姿に研ぎ上げ、さらに地刃の働きを引出し或いは抑え、鑑賞に相応しい状態に仕上げて行く、総工程十日~二十日以上に及ぶ作業です。「刀剣研磨」とは、他の刃物類の研磨とは全く違う世界なのです。