7月は本部から。 1号 太刀陰の太刀。時代、国、流派に特徴的な反り。地斑風に映り。小錵出来で細目に焼き出し、上は地より刃幅が広い。小さく詰まる鋒。帽子深い。 2号 刀少々鎬高。反り浅め。身幅広く大きい切っ先。直ぐ調と互の […]
youtubeチャンネル「日本刀の美」に、刀の世界の様々なエピソードを色んな皆さんにお伝え下さっている、漫画家の”かまたきみこ先生”が出演されています。素敵なお話なので是非ご覧ください~。 2016年頃、ipadででした […]
熱田神宮にて「熱田神宮刀剣並技術奉納奉賛会」による刀剣の製作奉納が毎年行われていますが、今年も無事焼き入れが終わったようです。今年の番鍛冶は上畠宗泰刀匠。熱田神宮境内に鍛冶場を設営し、完全古式鍛錬で僅か三日間で鍛錬から焼 […]
錆びた刀がお手元にある場合、「良く切れる様に」「錆を落としたい」と、もしもご自分で研磨をされるような事があれば、その価値を大きく落とし、後世に伝えるべき刀の寿命を縮めてしまう事になりかねません。
刀剣の研磨は、棟・鎬地・平地・横手・鋒等各所の肉置きを整えつつ錆を除去し刀本来のあるべき姿に研ぎ上げ、さらに地刃の働きを引出し或いは抑え、鑑賞に相応しい状態に仕上げて行く、総工程十日~二十日以上に及ぶ作業です。「刀剣研磨」とは、他の刃物類の研磨とは全く違う世界なのです。