支部会報「津どい」合本

京都府支部では昭和31年以来会報を発行しています(初期は「會報」、その後名を改め「津どい」となりました)。
現在97号まで来ていましたが、京都府支部ではこの度、98号をデジタル版として、創刊号~97号までの合本を制作しました。
長年編集委員を務めて下さった加藤静允先生のとある号の編集後記にこの様に記されておりました。
「これだけ継続して会報が出せている支部が全国でいくつくらいあるのでしょうか。あまり立派な冊子とは言えませんが、会の記録報告をまとめ続けて行くのは会のお世話をされる支部長はじめ理事の方々の並々ならぬご努力のたまものでありましょう。例会の記録原稿や押型資料写真を揃えてお送り下さると頭が下がります。ある物事を研究考察するとき、生の資料というものが最も大切で重要です。長い間積み重ねてきた京都支部の会報は後の世に一つの生の資料となることを確信します。情報資料整理の進む世の中、データベースに入れられて次の世代の同じ趣味を持つ人達を楽しますことが出来るでありましょう。」
先輩方が作って下さった生の資料を良い形で残す事が出来ました!