大和物

在銘大和物の古い太刀の全身押形を2口採拓。
以前は大和物の押形は比較的簡単だと感じていたのですが、今回は2口とも難しい。

うち1口の研磨が非常に良い。おそらく某派の研師の研磨。
昨年来この研ぎをやりたく、色々試して来ましたが出来ず。
極最近このタイプの研ぎをする方とお話しましたが、仰る事は普通の事。ちょっとお話を聞くだけで出来るなら修行は要りません。(もちろんどうやっているかを聞けるなんて思っていません)
何年も何十年もかけて完成された技術をポイッと教えてもらえる人は、その凄さを分かっていない事が多い。
今の100倍感謝した方がいい。

押形とは別の大和物の在銘太刀の研磨。
これは貴重な体験で、普段の大和風では全くなく。西風。
てか西なのかも。