研ぎ道具

数ヵ月前、ネットニュースに天然砥石の事が出ているよと、いつもお世話になっている方からご連絡を頂きました。私は初めて聞く砥石で。
砥石に限らずどんな道具でもそうですが、刀剣研磨での使用の可否は実際使わなくとも研師なら大体判断がつくものです。が実際は、使えそうだと思って使ってみると、刀の研ぎには向かない物が大半で。。という事は、ダメだと思っても実際使ってみなければそれは分からないという事ですね。
パソコンじゃないんだから、過去データをまとめてドンとインストールは出来ません。一つづつ学ばないと。
という事でいつも一応試して経験してみたくなるタイプで、今回も直ぐにメールで問い合わせをしていました。
あれから数ヵ月経ちましたが返信を頂戴し、お会いして試させて頂けることに。
刀の研ぎに合う(自分好みの)砥石なら非常にありがたい。


先日久々に上げ針(仕上磨用磨棒)を一本購入しました。
販売品には好きなタイプの物が何本かありましたが、完全に好みが一致する物ではなかったので、購入後先端形状を加工。
今日、試しに上げ磨きと化粧磨きに使ってみましたが、、全くダメ。 これはもちろん針が悪い訳ではなく、私の先端加工の形状が悪いんです。また作り変えないと。。
自分で使う道具なのに、自分の好みの物に作るのは微妙で結構大変です。
自分で使う道具だから、ですかね。






貴婦人と一角獣

今日も一日仕事を頑張りました。

かっこいいベース。

たをやめの岡村さんの様に明日からも執念の研ぎで頑張ります。



無題

ちょっと間が空いてしまいました。。
昨年度は骨折やなんやかんやで三ヶ月間ほど仕事が出来ませんでしたが、今は完全回復で日々研磨を頑張っています。
最近も小さな運の悪さは度々ではありますが・・。

ケーキにこんなんが入っていたり。。

自転車にこんなんが刺さったり・・。

体質的に、接種したら死ぬかも知れない薬を病院で処方されたり。(問診票には絶対に書くのですが。こんなミスもあるんですね。。)

ただ、自分ではこんなに運がいい人間は居ないと思っていますので全部運良くこうなったと思っておきます。

NHKさんに撮影して頂きました。今回は一口を荒身から仕上がりまで。天然砥石のお話です。

原田眞人監督、岡田准一さん主演の映画「燃えよ剣」、公開日が決まりました。また延期にならなければよいのですが。
良いシーンは全部予告で使い切った様な映画は多々ありますが、この映画は違います。凄かった(昨年試写で)。