眼力をあげましょう

凝った拵えに出会った時、その凄さが分からなければ先人に申し訳ないですよね。
金具はもちろんですが、ぼてぼての肉置きの鞘も、微妙で繊細な肉置きの鞘も同じにしか感じられないのはよくないです。
その拵えを作らせた人の、そして作った職人の苦労話もいっしょにくっついて来る訳じゃ無いですから、残った物からそれを感じ取るしかありません。
感じ取れないなんてもったいないですしね。
もちろん刀身についても同じです。
一振りの刀には本当に沢山の思い入れや情報が詰まっています。