来国光
太刀、銘 来国光(公益財団法人 黒川古文化研究所蔵)
38回目です。
この太刀は享保名物の鳥飼来国次とともに黒川古文化研究所に寄贈された刀剣類の一つです。
磨上げて茎尻に来国光の三字銘。身幅広く、重ね厚く、平肉豊かに残る頑健な太刀で、押形の帽子の深さからもその様が窺えると思います。
よく詰みながらも部分的な肌立ちを見せ、各所に錵映りが立つ来派特有の地鉄です。
総体に焼き幅広めの刃となり、下半の丁子は二字国俊を思わせます。
太刀、銘 来国光(公益財団法人 黒川古文化研究所蔵)
38回目です。
この太刀は享保名物の鳥飼来国次とともに黒川古文化研究所に寄贈された刀剣類の一つです。
磨上げて茎尻に来国光の三字銘。身幅広く、重ね厚く、平肉豊かに残る頑健な太刀で、押形の帽子の深さからもその様が窺えると思います。
よく詰みながらも部分的な肌立ちを見せ、各所に錵映りが立つ来派特有の地鉄です。
総体に焼き幅広めの刃となり、下半の丁子は二字国俊を思わせます。