2018年11月24日 / 最終更新日 : 2018年11月24日 j.tamaki ブログ 槍の全身押形 平三角槍の面は三つ。一尺五寸弱の槍だがケラ首が長く、刃の長さのみを計測すると約一尺二寸三分。 (登録審査等、槍の刃長計測は刃区からではなく、ケラ首の下限から行う) 描く刃文は四方なので合計で約四尺九寸二分。二尺四寸六分の刀の全身押形と同じ長さを描く事になる。 目釘穴で折損していない生茎なら茎はかなり長くなり、石華墨で摺るにはそれなりの時間を要する。 紙の固定や各線の出し方、茎のケラ首際の摺り方等々、色々と工夫が必要で難しい。