名槍
ここ10日ほどで出先にて槍を十数振り拝見。
かなりの名槍も多数あった。
八重の桜を見ていると十文字槍がよく出て来るので、無知な私は以前、なぜ?と思いネットで検索してはじめて知りましたが、宝蔵院流槍術は会津の地でも栄えていたのですね。
いつも大変お世話になっている方から頂いていた「会津、刀剣の美」をひらくと、刀の他槍も多数のっています。
直槍(じきそう)も十文字も。
会津の気風もあり、戦の最前線に立つ槍は重要な意味があったのでしょう。
また八重ネタですが、あの会津十一代兼定も京都守護のため文久三年上洛し、蛤御門の変では御所警護の任についています。
土方さんが持っていた会津十一代兼定もそう言う関係で持つ事になったのですか? このへんの事は詳しく知りません・・。
槍の研磨はケラ首周辺などに大変な時間を要するため、研磨料金はどうしても高くなってしまいます。
一応HP上では十文字研磨の受付はしておりませんが、過去には十数振りの十文字槍を研ぎました(片鎌含め)。
槍研ぎはかなり好きです。 時間が許せば延々、ずっと研いでいられます。
特に十文字系の場合、最上を求めれば時間を制限すると研磨出来ませんし。
仕事内容は刀身彫刻に少し似ているんだと思います。 しかし料金形態が違うため、槍研ぎは成立しませんね。
色んなものが矛盾しています。