どなたの作か

我が家はインフルエンザで大変で、私も仕事と家の事でずっとバタバタでした。
そんな中ですが一つ嬉しい事がありまして。

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室町末期から桃山期の作。
どういう流派の作か、製作当時どう呼ばれていたか分かりませんが、今この手の鐔は「古金工」と分類されます。
写真では現物の色合いを写す事が出来ませんが、とても良い色。
以前拝見した事が有り惚れ込みましたが、私には一生持てないと思っておりました。
しかしこの度ご縁を頂き、私の元にやってきました。
本当に嬉しく、日々鐔箱の蓋を開けております。

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切羽台に魚子タガネで妙な模様を打っておりますが、何でしょう?
古金工のこういう所が好きなんです。
同時に古い縁金具を頂戴しました。

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上が刃方。 この角度です!
分厚い金着切羽を入れたい。
何十年後か分かりませんが。

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