京都 伝統工芸 職人
京都には伝統工芸の職人さんが沢山おられます。
東京と、どちらが多いかは知りませんが伝統工芸と言う大きな括りで言うと職種も多彩ですしかなりの数に上る事でしょう。
今日は、京都の金工さんにお越し頂き色々とお話をさせて頂きました。
研ぎと金工仕事は色々と関連のある事も多く、私は刀身にタガネを入れる事もしばしばですので、興味深い事ばかりです。
実際普段使っているタガネも見せて頂き、実演もして頂きました。
大変参考になります。 ありがとうございました。
私は所謂刀職の一つの研師なのですが、刀職と言うものは一般の認知度が非常に低いです。
刀剣趣味の無い人が伝統工芸と聞いて、漆芸や金工(茶器・花器等)、染色、織物、また各地方の工芸品を製作する職方などは思い浮かんでも、刀の白銀師や鞘師、研師を知って居る人は皆無です。
刀職以外の伝統工芸に携る職人さん達も刀職の存在を知る人は少ない様に感じます。
「へぇ~、そんな仕事があるんだねぇ」と言う具合に。
だからどうだと話を広げるつもりはないのですが。
(本日お越し頂いた方は元々刀に興味が有り金工の道に進まれたそうで、刀職の存在はご存知です)