刀匠・河内國平の仕事
現在、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館にて『特別陳列「刀匠・河内國平の仕事―古代刀剣復元から現代の作刀まで―」』が開催中です。
(以下奈良県立考古学博物館SNSより転載)
開催中奈良県立橿原考古学研究所附属博物館特別陳列「刀匠・河内國平の仕事―古代刀剣復元から現代の作刀まで―」
奈良県東吉野村に鍛刀場を営む刀匠・河内國平は、関西大学在学中に同大学教授であった末永雅雄・橿原考古学研究所初代所長から薫陶を受け、卒業と同時に宮入昭平刀匠に入門、80歳を超えた今も古刀に近づくため日々作刀に没頭されています。奈良県指定無形文化財保持者、日本美術刀剣保存協会の新作刀展無鑑査という最高位の評価を受け、さらに2014年には刀剣界最高の賞である正宗賞を受賞されました。一方、奈良県藤ノ木古墳出土の飾り大刀・剣や奈良県石上神宮七支刀など名だたる古代刀剣の復元を担ってこられました。本展覧会では、復元古代刀剣から河内家先祖の刀、師匠である宮入昭平氏の刀、そして河内氏本人の作刀から3人の弟子の作刀まで、刀鍛冶の仕事を通観します。
■会期:2024年2月3日(土)~3月17日(日)
休館日:月曜日(ただし2月12日は開館)、2月13日(火)
開館時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
■講演会:2024年2月18日(日) 13:30~16:10 (12:00開場)
場所:奈良県立橿原考古学研究所講堂 ※申込不要・無料
13:30~14:30 講演「日本刀の魅力」河内國平
14:45~15:20 対話形式「作品解説」 河内國平・伊東菜々子(当館)
15:30~16:10 対談「日本刀のいろは」 河内國平・宮﨑政久(日本刀歴史・文化研究家)
■列品解説 2024年3月2日(土) 午前11時と午後3時の2回(各回約30分)
場所:奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 特別展示室・瑞山ホール ※申込不要・観覧券が必要
■ワークショップ 刀の扱い方講座
第1回:令和6年2月10日(土) 13:30~15:30
第2回:令和6年3月9日(土) 13:30~15:30
場所:奈良県立橿原考古学研究所 講堂 ※要申込、各回定員15名
■お問い合わせ
〒634-0065 奈良県橿原市畝傍町50-2奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
TEL:(0744)24-1185 FAX:(0744)24-1355