砥石の日
本日は10月14日。
10・14の日、即ち「砥石の日」と言う事で、京都天然砥石組合主催の「砥石の日」のイベントが京都市勧業館(みやこめっせ)で行われましたので田中刀匠をお誘いし、行ってきました。
今年で第27回になる催しです。
江州産、城州産、若州産の天然仕上げ砥石がずらりと並びます。
こちらは主に菖蒲谷。
こちらは刀の世界で内曇と呼ばれる砥石など。
人造砥のコーナーも有り、大変興味深い品も。
田中刀匠もメーカーさんと色々話し込まれておりました。
最近PAの砥石を買ったのですが、こいつが使えればちょっと面白い。
しかし考えてみると、10年ほど前にこの原料の石は使った事が有る事を思い出しました。 確かあれは良い石でした。
欲しい天然砥石は多数ありましたが、数万円~10万円程度しますので衝動買い出来るものでもなく、今日はとりあえず様子見と言う事で・・・。
砥石の良否は値段で決まる物ではありませんので高いから必ず良い石とは限りません。
10万円出しても20万円出しても使えない物は一切使い物に成りません。(特に刀剣用の場合、使える質の範囲が極めて狭いので)
今日は日差しも強くなく、気持ちのよい空気でしたので帰りは駅から歩いて帰宅。
昔、京都の刀剣会で市内の寺社に残る刀剣の調査をしたそうですが、出るは出るは、相当数の刀剣類が眠って居たそうです。
この神社にも聞いてみましたら有りました。