演出ですか?

また古い刀美の話で申し訳ないのですが・・・。
いやほんとに面白いんですよ。
とある虎徹の磨上刀が話題に上ります。
審査に出たそうで、それについての真贋論争です。
押形入りで何号にも渡り、著名な鑑定家や研師、一般会員などが辛辣な論争を繰り広げます。
それが討論会形式ではなく、記事を読んだ後にその反論記事を送り掲載されると言う形ですので練られていて面白い。
(しかし結果がどうなったのかが載ってない・・・)
またこんなのもあります。
ある著名な方が「○○○偽名に注意して下さい」と言う内容の記事を載せる(○○○は偽名切師とされる人物の通称)。
するとなんと名指しされた人物が記事を投稿する。
一応名前が上がった特定の刀の偽名切りに関して否定はするが、「私ならもっと上手く切る」と言ったり偽名切師を肯定するかの様な、含みを多く持つ内容となる。
ほんとに今では考えられない内容が盛りだくさんで。
私はもちろん当時の事は全く知らないのですが、こう言うのってもしかして演出ですか?!
こうして刀剣界は盛り上がって行ったのでしょうか。(偽名切り師の二つの記事が同じ号に載っているのですが・・・) 
まぁ多分違うのでしょうがこれだと大いに盛り上がるでしょうね。
とにかく匿名では無いと言う所がいいですね。
こう言う事は現代ではなかなか難しいとは思いますけども。
例えば何か盛り上がっている事を完全否定する人が現れると面白いですよね。もちろん演出で。
あぁでもクォーターパウンダーの行列騒動程度のレベルですなこりゃ。。

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