本能寺「日本刀の美」特別展 

本日より本能寺さんにて「日本刀の美」特別展が開催されます。
京都にお越しの際は是非お立ち寄りください。
 映画「 日本刀の美」

内容は4期に渡り、会期は2023年6月21日~2024年4月11日まで。

以下展示刀の一部

古備前正恒
粟田口則国
国行(来)
国俊(二字国俊)

古備前正恒 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区 (kyoto-katana.com)
粟田口則国 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区 (kyoto-katana.com)
来国行の短刀 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区 (kyoto-katana.com)
二字国俊短刀 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区 (kyoto-katana.com)

法華宗大本山 本能寺【公式】TOP (kyoto-honnouji.jp)

三つ足の蛙香炉写真は撮影可のレプリカです。エレベーターホールにありますので是非お写真を。



最近の

毎日研磨を進めていますが、休憩時間は押形採拓を。
ここしばらくで多分上げていない全身押形です。

越州年紀入末古刀
所持銘入越前新刀
鎌倉末期備前生ぶ在銘
平安末期山城
南北朝備前
南北朝備前
末備前
新刀
新々刀
南北朝備前
末備前
南北朝備前
山城新刀
正宗十哲
現代


匂い出来の刃を

反りの深い刀の外形をとる時、重りをびっしり並べてもどうしても紙にシワがよりがちで、失敗こそしませんが結構面倒な作業になっていました。
今日やっと上手い取り方を発見、次からはそれでいきます。

最近の全身押形の一つ。元から先まで何重にもなる長い金筋。

以前は匂い出来の丁子が苦手で描くのが嫌だったんですが、この横山祐包以来匂い出来の丁子が少し楽しくなり、逃げずに描くようになりました。

先日採拓の匂い出来の丁子刃。

働きも少なく一見簡単そうに見えますが、実は結構難しいのがこの刃文です。。

昨日からまた匂い出来の丁子刃です。
これはまた少し変えて、薄い墨であっさりと仕上げるかもです。



若草春霞

根津刀匠の個展におじゃましました。
新作刀は石の使い方によって様々な変化を見せる面白い鉄質です。
同じ刀でも研師によって全く違う結果になりますので、他の研師が研磨した新作刀ほど勉強になる物はありません。
今日も貴重な経験をさせて頂きました。
根津刀匠の個展は27日土曜まで開催です。

個展会場は素敵なギャラリーで、お漬物バイキングのお店が併設されています。
美味しい茶粥をいただきました。
茶粥茶論 月日星 | 奈良公園すぐそばのお漬物バイキングの店 (tsukihiboshi.com)