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奈良、春日大社さんの国宝殿に於きまして、『最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展』が開催中です。
私も古伯耆には大変興味があります。特に展示中の有綱(粟津家伝来)の太刀が大好きで。
展示は前後期入れ替えありです。
 展示リスト

詳細はHPをご覧ください→ 最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展

もう一つ短刀の全身押形を描く

2020年01月12日【ブログ】

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鎌倉末期
強く、大変良い地鉄。刃の錵も美しく、金筋多数。
前掲短刀に続き名短刀です。

短刀の全身押形を

2020年01月12日【ブログ】

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鎌倉時代前期。
スマホで若干切っ先方向から撮ってしまったので切っ先側が大きく開いて見えていますが、実際はもう少しだけ閉じています。
にしても最近は無反り短刀の場合、少し先開きに見える配置で全身押形の採拓をしています。
全身押形を採拓するとき、切っ先と茎尻棟角の開きの割合を色々と悩みます。
上下ともかなり広い配置、上下を変えてハの字、上下かなり狭くなどなど色々変遷してきたのですが、ここ数年は上下同じで幅も一定に固まりました。
配置の好みは色々あるわけで、この配置に違和感を覚える場合もあると思いますが、私はこれが好きでして。
あと、縦で見るか横で見るかでも変わりますし、この配置だと縦横両用ですので。

年末年始と全身押形を描く

2020年01月11日【ブログ】

年末から鎌倉末期大磨上無銘刀、鎌倉初期生茎在銘太刀、鎌倉前期乃至中期生茎在銘太刀、室町末期在銘寸延、室町末期在銘短刀の押形を描く。

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色々考えながら描いていたが、大体の事は忘れた。

新年初鑑賞

2020年01月04日【ブログ】

本日はお客様がお越し下さり、短刀や剣を多数鑑賞させて頂きました。
事前に、ちょっと珍しい重刀の短刀を拝見させて頂けるとのお話をお聞きしていましたので、色々と想像を・・・。
どの方向かとの情報が一切なく、ちょっと珍しいとなるとやはり、地方の刀工かとの想像が先にきます。
実物は見た事がありませんが、一番先に浮かんだのが秦長義。でも見た事ないし、手にしても、これは秦長義だ!とは分からんでしょうねぇ・・・。
則重や古宇多風と聞いた事がありますし、則重為継古宇多だと珍しいとはならないので、それ風なら秦長義と答えようと想像する。
またやはり北国物ならば、桃川や山村にも重刀短刀が幾つかあったはずで、それも候補にしておこう。信国風ならば山村。桃川は短刀は見た事ないし。。綾杉なんでしょか。。しかし北国で考え出すと、越州国行や浅古当麻など色々広がって行く。
紀州か。しかし多分入鹿はないと思う(あったら嬉しい)。
いや実は、国は本国で、ちょっとマイナー流派か。と考えて一番に浮かんだのは平安城光長。もしやこれかも。。
だとしたら、よく詰んだ地鉄に締まり気味の直刃。冠落か鵜の首かも。あ、それか、金重の短刀。これはあり得る。
ははぁ、実はやはり本国物の短刀の数少ない人か。ならば兼長、或いは長光の短刀。長光短刀はわりと近いところに幾つかありましたがまだ一度も拝見した事はなく、見てみたい一振りで。
ん~、しかしニュアンス的にやはり本国ではないような気がする。まさかの丹州国光か。。しかしそれならば全部特重になっているイメージ。しかし重刀もあるのかも。
青江、二王・・・、違うと思う。大和吉光なんかも珍しいが、違う気がする。雲林院には重刀ないと思うし(後で調べたら包長に一つありました)。。
西ですか。。あ、もしかして行平に剣があるんだから短刀もあったりするのだろうか。。
筑前系か。左文字より古い人達に僅かに短刀が残っていたはず。なんかそんな気がしてきた。
てか、もしかして新刀。そういえば古刀だとは仰っていなかった。おおぁ、もうそうなると大変だ。。
と、珍しい短刀というワードで色々と勝手な妄想を。

本日は大変貴重な古刀在銘年紀入り短刀等、色々と拝見させて頂きました。
私の想像は追い付いていなかった。。
素晴らしい御品の数々。ありがとうございました。

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仕上研磨用テーブルにて砥石に感謝。
明日からまた研磨を始めます。

あけましておめでとうございます

2020年01月01日【ブログ】

令和2年となりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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お正月という事で、目立つ場所に愛刀を飾ります。
中身は刀屋さんで8万円で買った刀。
非常に愛着があり、拵えを掛けました。
拵えの見所は沢山ありますが、一番わかりやすいのが柄の形です。
その柄の微妙な好みを伝えるのは難しく、伝える側の経験が少ないと思っていた物とは違う形の物が出来上がって来ます。
毎日毎日眺めている柄ですが、やはりどうしても理想の形にしたい・・・。柄だけで刀身何本か買えるのですが。
今年はなんとかこのモヤモヤを無くしたいと思います。

さて、大晦日に小柄が届きました。
小刀は研ぎ減り、先は折れて刃切れもあるようです。
小柄袋の方も、造りは雑で凹みや傷みも多い。
しかしこれはちょっと嬉しい品でして。
http://kyoto-katana.com/archives/7120/
ここに書いていた鐔に入る小柄です。
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ちょっとスマホ画像では伝わりませんが、色味もピッタリで、同じ工房の作ではなかろうか?と思ってしまいたいほど。
こんな安っぽい小柄だと、やはり消耗されて残らんのでしょう。
また愛着の湧く小道具が増えました。
素銅だとやはり燻革しか無理ですかねぇ・・・。ちょっと色々合わせてみよう。