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研磨技法

2016年05月09日【ブログ】

9年前にとある研師どうしがちょっとした研磨法について話していた。 私は横で聞いていて、へぇ~と思ったので、「あ、そうなんですかぁ」と相槌を打った。
とりあえず何でも試したい性分なので、こういう情報には大体素直に反応するのだが、たまたまと言うか何故かこれは試さずにいた。
なんで今まで試さなかったのかなぁ、凄いじゃないですかこれ。 やっぱり何でもとりあえず試さないとダメだわ。

 

休み

2016年05月04日【ブログ】

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昨日は娘と三条にどら焼きを買いに行き、三条河原をお散歩。
鴨の親子をはじめてみました。目の前まで来てくれます。可愛いもんですね。
トンビが沢山飛んでいるので見ていて心配になります。ヒナは7匹。もしかしたらもっと居たのかなぁ・・・。
今日は息子と電車で少し遠出を。帰りにまた三条で少し座り、先斗町へ。
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この辺に地元民は居ませんね。
良いお店で美味しく大満足でした。
さて明日からまたお仕事!

出羽を

2016年05月03日【ブログ】

先日、出羽大掾国路の刀の重刀を拝見。 
八坂さんの重文出羽のうち二口は拝見しましたが、重刀の長い出羽大掾を拝見した経験は少ないように思います。出羽大掾国路は多作家なので、現存作品自体は大変多いです。
(八坂神社の重文の出羽大掾、承応年紀なのですが、少し錆びは有るものの現代刀の様にピカピカの茎で凄い保存状態です。)

出羽大掾は本当に凄い人ですね。
例えば刀絵図って、架空のかっこいい刃文を描こうとしても、簡単に描けるものではないんです。沢山良い刀を見て凄く高い意識で勉強をしなければ、架空の刃文すら描けない。実際自分で描こうとした事がありますが、妙なバランスになってしまいます。
刀鍛冶さんがバランスの良い、素晴らしい刃文を焼くって本当に凄い事なんです。 と、言ったところでどう凄くてどう難しいのか、伝わり難いですよねぇ・・・。
そんなもん簡単だ!俺なら出来る!って思っちゃう人が多いのが現実ですし・・・。
研ぎの刃取り形状の良し悪しも、理解するのは難しい。的外れな意見を聴く事も多いです。
匂い口が明るい、冴えている、激しい、などの様に何にでも当て嵌まる程度の解説しか無いからですかねぇ。
かと言って、身幅何センチに対し、平均焼き幅何センチで、最高到達点が何センチ、最低焼き幅が何センチ、互の目の谷から何度の角度で何センチ以内に頂点に達し・・・、横手下何個目の互の目の下がこの大きさで、そのすぐ下の互の目がこの大きさなので、全体のバランスが整い・・・の様に解説する訳にも行かないでしょうし。
今日、ロームシアターの蔦屋さんの若冲コーナーを見ながらそんな事を思いました。
出羽大掾はただの器用人じゃないです。

海老芋を植えたりする

2016年05月02日【ブログ】

専業農家のお手伝いをほんの少し。
研ぎの仕事に差し障りがあると怖いのでと、十数年逃げてましたが流れで手伝う事に。
畑に穴を空け、海老芋の苗を植え、また穴を空けて肥料を蒔き、穴を塞ぐ。

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この畑はまた別の作物の場所。写真じゃ狭く見えるけど、子供と軟球を思いっきり打って遊んだ。

海老芋って関西だけなんですかねぇ。美味しい芋です。
頭にタオルを巻いて古着を着て長靴履いて・・・。素人にとっては楽しい仕事でした。
あの畑一枚の海老芋で幾らの収入になるんだろか。 苗を植えた時点で畑には相当手が入っていたし、これから収穫までずっと手を掛けるわけだし。収穫して洗って箱詰めして出荷して・・・。

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毎日研舟の上に座っているだけの私はすぐに音を上げて、畦道で娘とお花を摘んで退散です。
それでももう体はバキバキに。やはり研ぎに支障が出ます。

展示

2016年04月28日【ブログ】

刀の展示はしっかり演出しないとダメですね。 正直いって作品そのものや解説の内容よりも、展示会場や展示スペースが重要だと思う。
重厚感や高級感、厳かさ(みな同じか)、会場の適度な暗さとか。
場内を歩くと床がゴロンゴロン鳴り、その会場内で一番明るいのが蛍光灯に照らされた自分の顔で、一番暗いのが刀の地鉄、こんな展示に度々出くわすが、こんなのは刀の価値を落とすだけの様に思うのだが。
元々ガラス越しの展示では伝わるものは少ないんだから、演出で持って行かないとダメですよねぇ。
予算の都合で仕方なくなんでしょうが、それにしてもひたすら安っぽく見せるのはもったいない。

重文太刀等

2016年04月21日【ブログ】

先日、重文太刀1、重美太刀2、特重太刀1、重刀1等を拝見。いずれも在銘。
重文と特重は親子。同時に比較して拝見出来るのは大変勉強になる。地鉄はよく詰み精美で上品。
先日拝見した重文の長光は、平肉刃肉ともにたっぷりで大変手持ちが重く、非常に詰み硬そうな地鉄に、新刀、例えば中河内の刃の雰囲気を見る様な出来口だった。いや、もっと絞まって硬い印象か。 結局減っていない刀は新刀に近い雰囲気の場合も多いと言う事か。