時代劇

NHKスペシャルで『新ジャポニズム 第7集 時代劇 世界を魅了するタイムトラベル』をみましたが、以前ブログでこんな事を書いた事がありました。
時代劇から | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
ブログ内のリンク先が切れていますが、時代劇がピンチという記事でした。
しかし!いまは復調の兆しがあるそうです。素晴らしい!!

映画でした | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
映画 「武士の献立」 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
七人の侍 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
戦国刀匠譚【Sengoku Tousyou Tan】 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
劇中使用した刀 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
映画「燃えよ剣」 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
副長の。 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
無題 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
燃えよ剣 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区



鷹匠


今朝京都駅で用事ついでに運動のため大階段を登っていたら、鷹匠が鷹(多分ハリスホーク)を飛ばしていました。

全然知らず偶然見たので驚きましたが、たぶん鳩よけでしょう。
ずっと見ていたかったのですが時間もなく・・・。

ところで、時代劇をみていて鷹狩はよく出てきますが、犬追物を私は見た事がありません。
犬追物は、てっきり犬を使って何かを狩るのかと勘違いしていましたが、犬を放って犬を矢で射るんですね。。
今なら大炎上案件で、時代劇でも再現は難しいのかも知れません。
さて以前、京博の狩野派の展覧会で「犬追物図屏風(狩野山楽筆)」に描かれる射手が、鐔の無い打刀拵を差していたとブログに書いた事がありました。
・犬追物 | 玉置美術刀剣研磨処|京都・左京区
山鳥毛拵や姫鶴一文字の拵がその鐔の無い合口形式の打刀拵です。
以前のブログ以降、犬追物に使用する拵には鐔を掛けないという事なのか、その確認は出来ていませんが、法隆寺西圓堂に残る打刀拵の半数程度は合口形式の打刀拵だと『法隆寺西圓堂奉納武器』に書かれていますし、どうやら犬追物専用という事ではなさそうです。そして少なくとも今まで言われて来た「鐔無しの合口打刀拵が上杉家固有の」というのは誤りです。



”来”から

本年もよろしくお願いいたします。

年末からずっと押形をやってます。
新年は来物から。
この人の現存作は少なく、東博や某御宮様に残る物は知られていますが、他はほぼ無し。
昨年、また別の御宮様に再刃ではありますが在銘の品が残されている事が分かり、感慨深く全身押形を採拓させて頂きました。
そんななか、今回東博や御宮様以外に残る極めて貴重な在銘品の全身押形を採拓する事になりました。
来物が続きます。
この次もまた来です。




刀美の盗難情報

『刀剣美術』には刀剣や刀装具等の盗品情報が掲載される事があります。
例えば法人解散に伴い令和7年8月に館の運営を終了した蟹仙洞の盗難事件の場合。
この事件については平成3年、『刀剣美術』414号に以下12口の盗難刀剣情報が掲載されています。

◎ 太刀 銘 備前国長船住長義 
◎ 太刀 銘 備前国長船兼光
       延文元年十二月日
◎ 太刀 銘 来国次 
〇 太刀 銘 助真 
〇  刀(金象嵌銘)左磨上 光徳(花押)(享保名物 長左文字)
 小太刀 銘 豊後国行平作
  太刀 銘 友成
  太刀 銘 国行
   刀 銘 日州之住国広作
       天正四年二月日
   刀 銘 肥前国藤原忠広
   刀 銘 於南紀重国造之
  脇差 銘 長曽祢興里入道虎徹
  (金象嵌)寛文三年二月十六日三ッ胴截断
       山野加衛門永久(花押)
◎国指定重要文化財
〇県指定文化財

その他、『刀剣美術』の昭和51年頃~平成24年までの36年間の盗難情報を通覧すると、重要文化財・重要美術品・特別重要刀剣・重要刀剣を含む400口以上の盗難刀剣が確認できました。(一部海外での盗難も)
一件につき1~2口という少数もありますが、多いものでは28口、34口、48口、55口(イギリス)といった大量の盗難被害も。
刀など盗んで一体どうしよういうのか。。
その実態の一つとして挙げられるのが、昭和10年に重要美術品に認定された相州広光の盗難事件です。
刃長31,95㎝、銘は相州住広光。延文三年十一月日の裏年紀入りでした。
この広光は昭和36年11月、新潟市に於いて盗難にあい、その際、銘を表裏共削られ無銘にされました。
その後の経緯の詳細は把握していませんが、発見後は元の銘文の通りに朱銘が入れられ、平成19年第53回重刀指定、翌平成20年には第20回特別重要刀剣に指定されています。特重指定を受けたことで金銭的価値はそれなりに回復したかもしれませんが、失われた貴重な銘は戻りません。
刀剣界の大きな損失です。