入札鑑定
今回は本部から。
1号 太刀 長寸、板目で肌目目立つ。働く綺麗な直ぐ調刃、腰元の刃に潤み。
古いところに入札。
2号 短刀 僅かに反り。特徴的な映り、錵る刃。
鎌倉時代末期某工に入札。
3号 太刀 中鋒、全身映り、直ぐ調に特徴的刃形。
南北朝某工に入札。
4号 刀 綺麗な地鉄。綺麗な帽子。特徴的匂い口の乱れ刃。
新刀某工に入札。
5号 刀 少々肌立つ。広い直刃で飛び焼き。帽子深い。
姿は珍しいと思うがそれ以外はいつもの通り。
当同然
当
能
当同然
当
3号 刃文形状の可能性から若干時代を上げてみる。
当同然
当
能
当同然
当
能は三振の始まり・・・。何とかしたい。
3号 これで大丈夫だと思う。
当同然
当
当同然
当同然
当
後で思うと3号は視野が狭い見方でした。
答えが分かってから見ると、それにしか見えず。焦点を絞ってみる事は大事ですが、全体で見るべき場合もある。