まだ途中

totyuu
本日も筆入れ。
画像が小さく昨日との違いが分からないですな。
いやはや迷走しております。
やはり軟らかい筆が好きなようで。
一本何千円もする筆を買ってしまえばあれこれ道草食わず、それ一本でやりきるのかも知れません。
何百円と、安いのでなんだかんだと手を出してしまい分からなくなるのかも。

東京国立博物館「打刀拵」をひらき時代拵えを楽しむ。
当時のスタイルは何故にこんなに魅力的なのでしょうか。

手持ちの鐔を写真に当ててみて喜ぶ。(鐔写真原寸)
kotuba
厳島神社 雲次の鐔。
刀長二尺二寸七分。 鐔径5.85cm。
左は木製で同径。

kokinnko
同じく厳島神社、談議所西蓮の拵えに古金工鐔を当ててみる。
私の一番好きな拵えです。 鐔と縁、ハバキは正阿弥の一作だそうです。
潤み塗の鞘色が大好きです。 京都の泉屋博古館に来た時現物を見る事が出来、さらに好きになりました。

yamagane
先日もUPした、下級武士などが掛けて居たであろう山銅鐔を射楯兵主の写真に乗せてみる。
絶妙です。
この拵え、素銅磨き地の丸鐔(縦6.4)で無櫃の鞘(鞘は後補の可能性)、柄は目貫無し(柄糸の結び目を目貫代わりとする)と言う大変簡素な物ですが、中身は綾小路定利です。 なんすかこのセンス。
現代人が勝手に感じてるだけなんでしょうか。



途中

totyuu
墨で筆入れ。



鮮明な

やけに月が綺麗だと思ったらそうだったんですね。

下書き
シャーペンで下書き。

今日は三尺一寸刀下地。
腰が痛い。



好きな刀

またちょっと気合が要る全身を。
好きな刀です。
関

鐔を買いました。
山銅の色が好きなんです。
山銅
簡単な写真では現物の色感が写らないです。



落款印を

落款
落款印を押して完成しました。
大変勉強になる御刀でした。
ありがとうございました。

片面切った
押形を画像として取り込む方法をなんだかんだ試しこういうのが出来ました。
いつものよりちょっと綺麗じゃないですか。



写意

「東洋画の用語。事物を描写するだけでなく,対象から誘発されたものや,絵に託そうとする画家の心意を描写すること。このような絵を写意画という。中国,宋の文人で書画,詩文にすぐれた蘇軾 (そしょく) の「画を論ずるに形似をもってするは,見 (けん) 児童と隣る」という言葉に代表されるように,東洋画では文様や近代の写実主義的絵画のほかはすべて写意画とみられ,画面に表出する気韻,品格など精神的内容を重んじる伝統があった。」

「写意」と言う言葉を知りませんでした。 ↑写意とはこの様な事だそうです。
押形DVDの最後の方で講師の方が”名刀としての品格を描き出す”と言う事を仰っています。
これは今まで何度も聞いた事のある表現ですが、”写意”という言葉と出合って初めて実感出来ました。
先日届いた光徳刀絵図集成の薫山解説に、「およそ押形の刃文の描法には写実と写意があるが・・・」と写意と言う言葉を使い解説、光徳の描写を写意的としています。
正にこれです。
悩みが晴れた気分。
独自路線を行けと言う事ですよ。
違うかな?!

写意は研磨にも通じ、刃取りがその代表格です。