艶を探す

しばらくの間、地艶を探す事を怠って居たため研磨中の刀にベストな物が無く、本日は 艶探し。

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とりあえず研ぎ台の下に収納していた地艶の中から、経験上良さそうな石と過去に仕様経験が無いタイプの石等を出して試す。
以前、”良”と区分していた砥石の一つ。
しかし今使うとどうにも具合が悪い。

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現物ではそう感じませんが結構粒っぽい。
この砥石の200倍画像。

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普通に使用出来る刀も有るが今日の刀にはどうしてもヒケが入り使用出来ず。
こういう黒い粒が当るのか?
結局色ムラの無い砥石に落ち付いた。200倍画像

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砥石は見た目だけでの良否判断は危険ですが、結局見た目の精美な物が無難か。
今日の成果はこの石を見つけた事。

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大小押形完成

昨年のうちに全部描き上げる予定だったのですがずれ込んでいました。
大小押形完成いたしました。

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世界遺産

和食を世界遺産にというプロジェクトが動いている事を度々テレビで見ますが、日本の刀はダメなのでしょうか。
色んな力が働かないとダメですよね…。
じゃぁダメだ。



戦国刀匠譚【Sengoku Tousyou Tan】

「戦国刀匠譚」を拝読中です。
刀を好きになる人の、刀の世界への入り方は色々あります。
戦国武将や幕末史がお好きな方、時代劇や時代小説などから、博物館・美術館で刀を見た事から、たまたま家に刀が有った、ナイフから、アニメやゲームから・・・などなど。
最初の入り方は様々ですが、最終的には刀に敬意を払える人になるべきと思います。
そうすれば無闇に抜く様な事は絶対に無い。
「刀に敬意を払う」とは単に刀を大切にすると言う事ではない。
全てを大切に思う事が出来ると言う事。
色々な道に通じますね。
数万円から刀が買えてしまう時代です。
深遠な刀の世界。
私も当然理解が及んでいる訳では有りませんが、軽く入って来られた方も(値段にかかわらず)、この本に有る様な内容に少しでも触れて頂ければと思います。
入手し難いかも知れませんが機会が有れば是非手にしてみて下さい。



新年

謹んで新年のお慶びを申し上げます

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いつもHPをご覧頂きまして誠にありがとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます