飲み過ぎました

昨日は久々に外飲み。
飲んでた途中から全く記憶が無いです。
気が付いたら朝、リビングの床で寝てました。
どうやって帰って来たのかなぁ・・。
で今夜、嫁さんに聞いたら本当は、大量に鼻水を垂らした状態で玄関に倒れて居たらしい・・。
ん~なんにも覚えていない。
今日は二人の方にお越し頂きましたが、話すうちにどんどん声が出なくなり、夜にはほぼ完全に出なくなりました。
ん~、のどをやられましたな。 
声を潰したのは初めてです。
ま、普段からあまりしゃべらない人ですので支障は無いのですけど。
ジキニン飲んで早く寝ます。



京都刀剣まつりですよ!

今年も岡崎の「みやこめっせ」で第16回京都刀剣まつりが開催されます。

大きな地図で見る
今年は待望の刀匠会近畿支部ブースが復活するそうですよ!
高見刀匠と桔梗刀匠のサイトに告知されておりました。
高見國一オフィシャルウェブサイト
桔梗隼光刀匠のブログ
 開催日:5月2日(水)~5月4日(金)
 時間:9:30~16:40 (初日は11:00から、最終日は16:00まで)
 場所:みやこめっせ(京都市勧業館)B1F
同じく岡崎にある武道の聖地、”武徳殿(国指定重要文化財)”では武道の大会などが開かれますし、この時期の岡崎周辺は袴に刀、弓、薙刀などを肩に掛けた人々でいっぱいになります。
武徳殿は一度だけしか行った事が有りませんが、あの床に響く気合の荘厳たるや・・。 まさに聖地。



最近は

押形を描いております。
難しいです。 100倍練習しなければいけません。 
この状態からでも多分100倍練習したら(あと100本全身を描けば)そこそこ上手くなるのですから人間の能力とは凄いですね。

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最近

研ぎ場にて東山道新刀、応永備前、鎌倉末期山城在銘等拝見。
出先にて所謂ウブ品の薄錆身を6,7振り拝見。
かなりのレベルの品が有ったのですが、何だったかをどうしても思い出せず・・。
15年、20年前に見た刀で不意に見せられても「あの時の刀ですね」と当てられる物もあれば、先週見たのにどうしても思い出せない物もある。
三十八の春ですので研ぎの世界に入って20年が過ぎました。
昔見た刀の方が断然覚えてるなぁ・・・。 
これは良くない傾向でしょうか・・。



平成24年4月15日 京都刀剣入札鑑定

一号 刀 
反り浅、長寸。 寛文新刀の姿。 横手下から全体に大きく丸。
なんともこの刀の刃は本当に凄いものです・・・。
匂い深く、刃中の錵が尋常では無い。 またその錵のキメの細かい事・・。
この様な刃を力の強い刃艶で刃取ると本当に素晴らしい仕上がりになります。
 親國貞と入札。
二号 脇指
幅広でぽってりしている。
こういう真改をたまに見ますのでそう入れたいが位が違うので迷う。
 津田助直と入札。
三号 太刀
応永位に見える。 白けや肌立ちが目立つ。 室町時代の宇多か藤島の様な帽子。
物打辺りに刃肌が目立ち、そしてこの帽子。 何年前かは覚えて居ませんが入札鑑定に出た太刀だと思う。
 
 越後桃川長吉と入札。
四号 刀
長め。 新々刀。
棟の頂点の線、これは切っ先の一番先で少し張りを弱めるのが普段見る一般的な刀です。
その線を一切弱めずに切っ先のその先へ突き抜けて行く造り込みにし、それを理解して下地研ぎを行なうと、棟角の線の小鎬先の点より上が極端に反ります。
私はこの造り込みを清麿一門以外ではまだ知らないのでこれでしょう。
錵の段は大変明るいが下段の匂いの層は少し沈み気味に思う。
 彫りは無いが栗原信秀と入札。
五号 平脇指
僅かですが簾刃風の部分がある。
普通はこう言う物なら京初代と入れたいのですが、平地の真ん中に黒い砂流しが有る。
少し代が下がると思いますが、何代かを外すと同然になっちゃうのでしょうか・・?
 代別は示さずに丹波守吉道と入札。
 当
 同然
 当
 当
 当
 一号 刀   和泉守國貞  (重要刀剣)
 二号 脇指 土肥真了 天和三年二月日
 三号 太刀 桃川住長吉  (重要美術品)
 四号 刀   栗原筑前守信秀 慶応三年八月 (重要刀剣)
 五号 脇指 丹波守吉道 (大坂初代)
一号は親國に入れてしまいましたが真改國貞だったのですね。 そうでしたかぁ、それは凄い刃な訳です。
このキメ細かく明るい刃は絶対刃取った事が有ると感じていましたが、以前研がせて頂いた真改國貞の刃が頭に残っていたのですね。 入札時は思い出せなかった・・・。
三号桃川は2009年9月に出ていました。

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たまにみる

と言うタイトルで、なかなか力の入った事を書いていたのですが、全部消えてしまいました・・・。
ん~、このウェブリブログでは消えたのは初めて。
若い刀、晴れた研ぎ、晴れない研ぎ、良い研ぎ、良い研ぎが実は悪い研ぎ、刀に合った研ぎ、晴らさないと下手と思われるのが怖い事など色々と上手くまとめられたと思ってたのですが残念。
もう時間も無いので終わり。



持つべき物は

研師たる者、持つべき物は多彩な天然砥石である・・と実感する今日この頃。
本日も曇りを引き込みました。
しかし道程を知るのは我のみ・・と言う事で、良い刀に仕上がらなければ意味無しです。
美しい地鉄であるだけに、なんとか思う状態に持って行きたい短刀です。
もう放送は終わりましたが、NHKさんに取材して頂きました。
(天然砥石に関する内容で5分ほどのVTR。私の部分は1分ほどです)

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夕方と夜と二回の放送だったようです。
放送日のHPのアクセスを知りたかったのですが、なんと新規アクセスが4件(新規アクセスの場合、放送を見て検索して来て頂いた可能性が高いわけです)。 うち1件は同級生・・・。
私のすっとぼけた顔が悪かったのか、刀剣への関心が薄いのか・・。 多分こんな感じが普通なのでしょうか。
子供達は、お父さんがテレビに映ると言う事で本当に嬉しそう。
映った瞬間から終わるまで家族皆、爆笑。
あぁおもしろかった。 
(ちゃんとしたテーマのVTRなんですけど。NHKさんですし。)



研磨記録を

約1年ぶりとなりますが、研磨記録を更新したいと思っております。
載せさせて頂きたいものは沢山あるのですがまずはこの太刀。
 

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永仁年紀。
非常に珍しい太刀です。
まだしばらく後になりますが。



障子を

張り替えました、障子を。
不精者の私ですので少々放置しておりましたがこれで全体がすっきりです。

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