出した砥石を

先日若者に手伝ってもらって倉庫から出した砥石です。

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刃艶に良さそうな木っ端やら地砥に使えそうな硬い石やら。
石の粉まみれの物を携帯で撮っただけなので色が伝わらないですがなかなか良さげです。
それにしても、内曇や戸前の微粉末は手が荒れて大変です。
手荒れにめっぽう強い私もガサガサになります。
しかし角粉はもっとひどいです。 パリパリになります。
角粉は刀剣研磨では磨き工程で油分除去に使用しますが他では研磨剤としての使用が多いのでしょうか・・?
打ち粉にしろ角粉にしろ油をしっかり吸収するのは確かです。



無題

年中時間が足りないとぼやくが12月から5月くらいまでは強烈に時間がない。 
毎年。
今年は特に酷い。
なんだこれは。
Twitterネタやなこんなのは



初めの

今年一番最初に研がせて頂くのは新作刀です。

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研磨前は銘も茎鑢も目釘穴もまだなのです。
新年最初の仕事として気持ちが引き締まります。
さて先日は若者に助太刀してもらい、砥石を探しました。

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昭和3~40年代に販売されていたと思われる大平山の地砥を見つけました。
最近はあまり見る事も無くなった美しい色彩の砥石です。
しかしこの多くはかなり薄く割られてしまっておりました・・。
もう18,9年前でしょうか、バカな私は「全部割ってから磨った方が早いやんっ」と安易な発想で、砥質を全く考えずに全部割ってしまったのでした・・・。
今から思えばもの凄く良質な地砥の原石が沢山あったわけです・・残念。
ましかし使える物も有るので大事に使います。
以前ブログに書いた刃引きを見つけました! 多分・・。
色と層だけからの判断ですので最終的には使ってみないと分かりません。
おそらくこれだと思うんですが。
あいやいや、こうして糠喜びした事がどれだけ有るか。
家で見つけたのならまだしも、砥石屋さんに買いに行って、「あの石に間違いない!」っと6万7万と出して買って外した時はほんと落ち込みます。



あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます。
明日はちょっと助太刀を頼んだので砥石を出そうと思います。
良いのが見つかれば嬉しい。
あぁやっと仕事が出来る。 幸せ幸せ。
(年齢を重ねるごとに仕事以外の用事が多くなりますよね)
休み中、色々思いついてブログネタが沢山有ったのですがなんだか気持ちが変わってしまい書けないです・・。
こうして平らなブログに成って行きます・・。