「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景 」

詳細は「姫路市立美術館HP」をご覧ください

趣旨

「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景」バナー

本展は、日本の美意識を象徴する刀剣の刃文の美を手掛かりに、日本の風土が培ってきた深淵にして豊穣な心象風景に触れ、その世界観の独自性、また普遍性を多彩な視点で探求しようとするものです。第1章「刀剣の光陰」では、国内の名刀29口とともに当館所蔵・寄託の姫路ゆかりの刀剣20口を紹介し、多様で奥深い刃文の美をひもときます。第2章「風韻、そして海景」では、現代の刀匠と鍛冶師・明珍兄弟による、音(玉鋼火箸)と光彩(刀剣)のインスタレーションをプロローグとし、時間や人間存在についての思考を写真で表現する杉本博司の写真作品、「海景」シリーズを展観します。第3章「たまはがねの響」では、美術館の前庭を活用し、明珍火箸(兵庫県指定伝統工芸品)の音色を素材に制作した音楽作品を、菅野由弘(作曲家)の制作・監修の下、光と音のインスタレーションとして展開します。

会期

令和3年(2021年)7月3日(土曜日)から9月5日(日曜日)まで

休館日

月曜日(ただし8月9日は開館)、8月10日(火曜日)

観覧料

一般:1200(1000)円  大学・高校生600(400)円  中学・小学生200(100)円

( )内は20人以上の団体料金同展入場券で常設展示室もご覧いただけます。

主催

姫路市立美術館

共催

一般財団法人 林原美術館

特別協力

姫路しらさぎ刀剣会

協力

  • 公益財団法人小田原文化財団
  • ギャラリー小柳
  • 京都国立博物館
  • 全日本刀匠会
  • 株式会社テレビせとうちクリエイト
  • 公益財団法人日本美術刀剣保存協会
  • 有限会社明珍本舗
  • 早稲田大学理工学部表現工学科

後援

  • 朝日新聞姫路支局
  • NHK神戸放送局
  • 神戸新聞社
  • 産経新聞社神戸総局
  • サンテレビジョン
  • 播磨時報社
  • 播磨リビング新聞社
  • 姫路ケーブルテレビ
  • 姫路シティFM21
  • 毎日新聞姫路支局
  • 読売新聞姫路支局
  • ラジオ関西

イベント

会期中次のイベントを開催します。詳しくは各イベントのページをご覧ください。

  • オープニング記念トーク「日本の心象風景」 青木 保氏(文化人類学者・元文化庁長官)ほか
  • ディスカッション 「エンターテイメントから始まる、もっと自由な刀の楽しみ方」 橋本麻里氏(アートライター)ほか
  • 講演会「たまはがねの絶景」  明珍宗裕氏(刀匠・本展出品作家)、明珍宗敬氏(鍛冶師・本展出品作家)、 植野哲也氏(本展監修・林原美術館主任学芸員)
  • 講演会「姫路ゆかりの刀剣」 末兼俊彦氏(京都国立博物館主任研究員)
  • 「刀剣の光陰」解説会 森岡榮一(当館学芸員)
  • 子ども鑑賞会

刀剣乱舞-ONLINE-コラボレーション企画

「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景」に「国宝《太刀 銘 国行(号明石国行)》が展示されることを記念し、刀剣乱舞-ONLINE-とのコラボ企画が決定しました。

姫路市立美術館では刀剣男士・明石国行の等身大パネルの設置とコラボ記念グッズの販売を行います。

詳しくは専用ページ「刀剣乱舞-ONLINE-コラボのお知らせ」のページをご覧ください。

「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景」プレスリリース (PDF形式、2.68MB)

出展作品一覧 (PDF形式、345.82KB)



「きのくに刀剣ワールド」

和歌山県立博物館にて「特別展 きのくに刀剣ワールド」が開催されます。
会期 令和3年4月24日~6月6日
詳細はチラシをご覧ください

まだ発表されていないようですが展示リストによると敬愛する”入鹿”も出陳予定です。
(敬愛の使い方は多分間違っているのですが、郷土刀に対する気持ちの表現が見つからず、この言葉が一番しっくり来るのです)

和歌山県立博物館



特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」

今月10月31日(土)から12月14日(月)まで、大阪歴史博物館に於きまして、『特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」』が開催されます。
私、多分この10年で一番楽しみにしている展覧会です。

前期後期で入れ替えありです。
コロナの関係で、チケット日付指定等があるようですので、HPにてご確認ください。

『特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」』HP
 展示リスト
 大阪歴史博物館



秋季特別展「北陸の古刀」

福井市立郷土歴史博物館にて秋季特別展「北陸の古刀」が開催されます。
展示作品リスト

 今から千年余り昔、平安時代後期に生まれた日本刀は、はじめ大和・山城(現在の奈良県・京都府)といった政治の中心地や備前(現在の岡山県)・奥州(東北地方)といった良質の鉄産地に近い場所で製作されました。しかし13世紀頃から、海運など流通が発達したことにともない、原料となる鉄が他の地方でも入手できるようになったことで、全国各地に刀工が分散し、新しい刀剣の産地ができたと考えられます。
 越前(現在の福井県北部)ほか北陸地方の各地でも、南北朝時代以来、いくつもの刀工集団が活躍しました。「北国物(ほっこくもの)」と呼ばれた彼らの作品は、一部を除き備前や相州など、古来の刀剣産地の作品と比べて知名度も評価もあまり高くない傾向にありますが、独特の地鉄の風合いとすぐれた技術で、時の権力者の愛蔵品となったもの、近代以降、美術的価値の高さを認められ文化財指定等を受けたものも数多くあります。
 本展では千代鶴派、藤島派、敦賀鍛冶など中世の越前で活躍した刀工を中心に、近世に隆盛する新刀にもつながっていく北陸の刀工たちの足跡をたどっていきます。
開催概要  ※新型コロナウィルス感染症の影響等により、予定を変更する場合がございます。
会  期  10月10日(土)~11月23日(月・祝)

開館時間  午前9時~午後7時、11月6日以降は午後5時まで
      ※会期中の休館日なし
      ※短刀 銘 吉光 名物秋田藤四郎(重要文化財)の展示は会期前半、11月1日(日)までとなります。

会  場  福井市立郷土歴史博物館 観 覧 料一般700円、高校・大学生500円、中学生以下無料
     ・70歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とそ
      の介助者の方は、無料でご覧いただけます。
     ・ 特別展観覧券で、平常展示および養浩館庭園もご覧になれます。
     ・友の会優待観覧券で観覧できます。

主  催  福井市立郷土歴史博物館
      ※本事業は文化庁令和2年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業補助金の交付を
       受けています。

共  催  福井新聞社 
後  援   FBC福井放送、福井テレビ、FM福井、福井ケーブルテレビ、
      さかいケーブルテレビ、福井街角放送

「北陸の古刀」出陳刀 銘、信長