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二振り目、茎と輪郭。



墨で

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結局時間もないので筆入れし、片面一気に描いてしまう。



今日は下書き

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佩き表の下書き。
下書きなしでいきなり筆を入れる事も多いが、今回はシャーペンで濃淡も細かく描いてみようと思う。
昔はシャーペンで完成まで持って行ったがここ長らく筆で墨なので、手の動かし方がつかめず上手く行かない。
私はずっとやっていないとすぐに体から完全に消え去るタイプだと思う。若い頃何千回と弾いたギターのフレーズももう弾けなかったりする。



無題

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太刀の輪郭、表裏完成。

昨日の白い研ぎの事。
高い技術を以ってあえて拭いを控えめにし、刃取りも意図的に弱めにして白っぽい仕上がりにしている研磨と、技術も研磨時間も足りぬゆえ拭いが入らず、刃取る技術も未熟で研磨力の弱い刃艶しか持たぬ結果白ぼけた状態になった研ぎ。この違いを分からず後者を大絶賛する情報発信を見かけるが、この手の情報は放置でよいのだろうか。
前者の良さが分かる人は、コントラスト強めタイプの研ぎにも”好みの違い”として理解を示す方が多いと認識するが、後者を大絶賛する人はコントラスト強めの研ぎを酷評する傾向に有る気がする。
私はその時々で研ぎのタイプを変えるが、HPにUPする画像からコントラストが強めの研ぎの印象を持たれているようで、批判の対象になるようだ。