お休みを

ここ数日、カラッとしてて過ごしやすい気がします。まぁ暑い事に変わりは無いのですが・・。

少しだけお休みさせて頂き、美山の方へ。
美山方面は初めて行きましたが、のどかで大変良いところですね。 京都市内から1時間少々で結構な清流に出会えます。
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茅葺の集落。

長らく天の川を見ていないので子供達に見せたく、撮れるかどうか分かりませんが写真にも撮ってみたくて。
茅葺屋根+天の川の写真を撮りたかったんですが残念、曇り空で・・・。
この日までずっと天気予報をチェックして来てて、当日も”晴れ”と言ってたのに!
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落胆の中、駐車場から天の川とは逆方向、少しの間雲が切れたところを。まだ月が残って居て星の数も少なく。
綺麗な天の川写真は、テクニックも無いし機材的にも無理があるのかなぁ・・・。
でも機会に恵まれればチャレンジしてみたいです。



研ぎ舟を

水漏れのため、舟(研ぎ台)を廃棄し、新しい物を設置します。
古い舟、必要な方がおられましたらさしあげます。直接引き取りに来て頂ける方限定です。

足付きタイプです。
サイズ130×90×41(足高約20)
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今日から夏の屋外に保管状態になりますので水漏れは加速すると思われますが・・。
必要な方がおられましたらお問い合わせ欄より御連絡ください。



二十数年越しに

刃長二尺九寸弱、全長だと三尺七寸の全身。
長物はキツイので避けて来ましたが今回は頑張ってみます。
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働き多いなぁ・・・。
しかし取捨選択の練習には最適。

数年前ブログで二十数年前に窓明けをした錆身に出合ったが未だ錆身のままだったと書いた事がありました。これ
その後帽子を窓明け。これ。以外な帽子で驚きました。
で最近ようやく全貌がみえました。
当時硬いと感じた記憶がありましたが、砥当りって難しいんです。下地で硬くても工程が進むにつれて柔らかく感じる刀もあればその逆も有りで。
それに二十歳頃の記憶ですからねぇ。
三池だと思います。頗る良い刀だぁ。凄い地鉄。こんな地鉄が今まで錆と荒い砥目で覆われて見る事が出来なかったなんて・・・。
錆身はいかんなぁと改めて思いました。



7月支部例会入札鑑定 

7月支部例会。祇園祭山鉾巡行日です。
京都府支部例会会場は京都私学会館から府立文化芸術会館に変更になっていますので、以前の様に巡行を見ながらの会場入りではなくなりました。
色んな意味で良いような、そして寂しさもありで・・・。

今月の初心者向け講習では全身押形の採り方を見て頂きました。
なるほど~っと、大変ありがたいリアクションを頂き感謝です!

鑑定の方も私が当番で、以下の御刀を並べさせて頂きました。

鑑定刀

一号 太刀 銘 備中国青江住吉次作 元徳□年(以下切れ)(重要刀剣)
二号 太刀 銘 備前国住左近将監恒次 (重要刀剣)
三号  刀 無銘 長船長重      (特別重要刀剣)  
四号  刀 銘 (菊紋)近江守源久道
五号 太刀 銘 常保(古備前)

鑑賞刀  

短刀 銘 (繋ぎ九つ目紋)於宮府運寿俊胤 文久四年紀(附 宮津藩本庄松平家家紋小さ刀拵)

いつもそうですが、この度の会でも会員の皆さんが鑑定刀を慎重に大切に扱って頂く姿が印象に残りました。
鑑定刀、鑑賞刀として大切な御刀をご提供頂きました皆様に、心より御礼申し上げます。この度は誠にありがとうございました。