重りを買う

かなり久々に押形用の重りを作ります。

私のやり方では、今まで12個でやっていましたが、本当は14個がベストなので。



日本刀の美 刀剣の旅・長野篇Part1

銀座盛光堂さんのyoutubeチャンネル「日本刀の美」に長野篇がUPされました。永和堂朝倉さんのご案内で真田宝物館などが紹介されています。
松代藩荒試しに使用された大慶直胤の刀が出て来ますが、おびただしい刃毀れで、荒試しの凄まじさが伝わります。
日本刀の美 – YouTube



落款をおす

山鳥毛全身押形。刀絵図は印刷ですが、落款は印刷ではなく実際に印を押させて頂いております。



無題

また図版の話ですが・・・。
「秋水の美」の前半は地鉄の見えるカラー写真に最高の押形付き。しかも全身押形多数という豪華振り。
全身押形の多さでは「備前刀剣王国」も。
「正宗」は相州伝名作集からの転載と思われる押形が刀身カラー写真と共に多数掲載。
その他にも写真と共に押形が多数掲載の図録は複数ありました。
そんな中個人的には、白黒写真で枚数は最小限に抑えながらも、図版の統一性やバランス感覚が素晴らしいと感じたのが「仙台藩の名工 國包」。
小さな短刀1点以外は全身押形としての掲載はなく、全て部分形式(実際は全身押形も多数あるのかも知れません)。おそらく、お一人の手による上手い押形。
ほぼ全ての刀に全身写真。全身写真では小さ過ぎて地鉄は見えませんが、全50口中の半数以上に柾目が鮮明な部分拡大写真が付きます。

さて、また押形を採ります。
今回は貞宗を。