昨日の

昨日書いたブログが画像や文字の配置が上手く表示されないかも知れません・・。
大分直しましたがHTMLやスタイルシートいじるの大変なのでこんなもんでご容赦下さい。



レンズを

私は全く詳しく無い事を前置きした上で書きますが、レンズ一つで全く違う写真になります(刀関係でカメラに大変詳しい方が沢山おられますので私みたいな者ががブログに書くのも恥ずかしいのですが・・・)。 
まぁ当り前なのですが、意外に知らない人も多く、私もこう言うのは苦手で全然覚えられません(泣)
古いペンタックスのフイルムカメラ(標準レンズ付き)とSIGMAの50mmマクロ(ペンタックス用)、タムロンの100-300(ペンタックス用)、ミノルタのフィルムカメラと70-210レンズ、Tokinaの超広角レンズ、以上6点とタムロンの90mmマクロを交換しました。
レンズは高くてなかなか手が出ないので、使えなくて眠って居る品と交換と言う事で誠に嬉しい!
私は本当にカメラテクはゼロなので露出とか色々触れませんし、ほぼカメラにおまかせであとはレンズの特性に頼るのみです。(ブログは携帯画像も多いですけど・・)
マクロでは何を撮りたいと具体的に無かったのですが、刀に使えるはずだとただただ思っていたのです。
で、ちょっと撮ってみましたが、んん・・・。 

画像
画像

いずれも中途半端で・・・。必要無かったかなぁ。
とりあえず動画で使える事を期待します。
過去にブログで使った写真だと、↓これなんかは望遠です。望遠と言っても大したレンズではないのでこんなしょぼい月ですが、これでもかなり苦労して撮りました(泣)
画像「今夜は」
↓これらは広角。 広角じゃないとこういう感じは無理です。
画像 映りの画像2

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わずかな時間ですが

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連休で
画像障子を
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卒製

↓一番好きなのが50mmでF1.4の大変明るいレンズ。
画像「炎」
画像「砥石を」
レンズには明るさと言うのが有るんですが、私みたいに全くのカメラまかせでしか撮れない人は明るさが特に重要で、F1.4(この数値で明るさが変わる)と言う明るさが有れば、暗い場所でもパシャリと撮るだけで手振れの失敗や被写体の動きによる失敗が出難い。また、刀の地肌の写りもまったく変わります。
因みに、田中貞豊刀匠の動画もこのレンズで撮っています。



ダイヤ砥石で

刃艶スリ用にダイヤモンド砥石を購入。
新品はよくおりる。
確か以前、ダイヤモンド砥石で刃艶を作ったがもう少し荒いのが有ればいいのに・・と書いたと思いますが、単に使い古した物だったのでおりが悪かっただけかも知れません。
本日は快調快調。

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近々非常に焼きの高い刀の刃取りをしますので私の持っている刃艶の中でも最強の部類に入る艶を準備。
画像の様に板にくっつけて擦れば指状に凹む事も有りませんし、何より数倍短時間で擦れる。

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こう言う簡単な事って意外と思いつかないもので、私も大変お世話になって居る大工さんから教えて頂くまで普通に手で擦っていました。
荒い砥石で擦る時などは砥面が全く崩れないので特に有効です。
しかし刃艶は見た目で良否は分かりませんねぇ・・。
この刃艶も良い物になどとても見えません。



また研ぎの話ですが

 ホームページをやっておりますと、研磨に御興味を持たれない方が多い事はよく分かるのですが、そこをあえてまた研磨の話で・・。
昨日書いた上手な研ぎを今日も見た。
この手の研ぎを過去に見たと書きましたが、同じ研ぎかは不明ですが、何度か近い物を見た事が有る。
文殊包守(10年ほど前)、銘は失念しましたが在銘男薙刀(15年ほど前)、無名脇指で宇多の極め(7年ほど前)。
おそらくいずれも関西の研ぎ。
10~20年以上前の研磨コンクールのレベルは非常に高かったのだと感じます。
しかしそこに出してこない凄腕の研師が居た・・。
 今月初めに30代前半研師の研ぎを拝見した。
こういう仕事が出来る若手研師が生まれて居るのです。
何分も何分も粗探しをしようとしたが見つけられず・・。(あえて言えばまじめ過ぎる研ぎとでも言うのでしょうか・・・。批評出来る立場ではありませんが私の感想です。)
こういう仕事はそうそう無いですよ・・。 昨日今日と見た研ぎでも良い所を見ず粗探しをすればいくらでもありますから。 
研師が粗を見つけられない仕事。
どれだけ時間が掛かり、どれだけ気持ちが入って居るか・・・・・・・。
同業とはこういうものです。 
粗探しから入るのが研師の悪い癖です。 
それでも悪い所を見つけられないのですから若手地方研師にも凄い人が居るのです。
自分の仕事を粗探しから入る研師に見られたらどうするか・・・。
これがまた難しい(笑)
精進精進。