利光・尚光

両刀再び拝見。
利光は何度目であろうか。
今回は、初めて鞘を掃った時を思い出した。
毎回思うのだが素晴らしい差込研ぎ(古研ぎではない)。 
拝見する度に前回よりも刀の良さと研ぎの良さが増して見える(手入れにより良くなっていると言う事では無い)。
どう考えても今の私ではこの研ぎは出来ない。
尚光。 美しい地鉄。 キラキラしている。 地錵と地景が繊細に働く。
先日購入した中央刀剣会の土屋押形所載の品であった。
温直さんも手に取って見たのか、これを・・・。
盛光みたいだと書いてある。 
これくらい出来た盛光を探すのも大変だ。
土日は押形。

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濃過ぎ。 しかし今回はやっと墨を掴んだかも知れない。 

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