近江國 矢橋へ
私、高校時代は漕艇部でして琵琶湖は試合や合宿でよく来ました。
先日は久々に漕艇場を見て懐かしさと独特の胸のモヤモヤを感じました。
さて、先日の真夏日、お仕事のご相談に近江、貞豊刀匠の鍛刀場を訪ねました。
京都も暑いと言われますが、近江も暑いです。
鍛錬場は特に暑い。 色々な意味で。
こんな事簡単に言っては叱られてしまいますが、テツを鍛える姿と言うものには『力』が有ると感じます。
単に熱、音、光で見る者をねじ伏せて来るだけとは思えない。
いやほんとにあつかった。
知っていますか、鍛刀場は通常懐く炭臭いイメージとは違うんですよ。
バーベキューの後って服も体も何もかも炭と煙の匂いで翌日も大変ですが、刀を鍛える炭はそんな匂いはしません。
汗の匂いだけが残ります。