5月15日 入札鑑定
今回の鑑定は私が鑑定刀の用意と判者、講師を勤めさせて頂きましたので入札は出来ませんでした。
判者も初めてですのでいつもお世話になっている先輩にサポートして頂きながらです。
講師も初めての体験ですが、手が震え声も振るえ頭も真っ白と言う三点セットで見事な解説。
痛快なまでの失敗でした・・・。
さて、鑑定刀ですが、こちらは大変素晴らしいものを並べさせて頂く事ができました。
一号 刀 銘 於南紀重国造之 (重要刀剣)
二号 脇指 銘 於南紀重国造之
三号 刀 銘 於南紀重国造之 (重要刀剣)
四号 太刀 銘 包永 (特別重要刀剣)
五号 脇指 銘 於南紀重国造之 (重要刀剣)
南紀は現存数も多くはなく、現物を見る機会も多くは無いと思います。
包永も無名の手掻極めはよく出会いますが在銘の品を見る事は大変少ないはずです。
私の解説は別にして、鑑定刀の方は御満足頂けたのではないかと思います。
大変貴重な御刀を鑑定刀として御提供下さった皆様には心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。