近況

某日 研ぎ場にて、新刀下原を拝見。
クリスピークリームドーナツを買う。 私には甘すぎて食べられず。
某日 研ぎ場にて、現代刀おそらく造り短刀拝見。
某日 研ぎ場にて、金房年紀入り長刀拝見。
某日 研ぎ場にて、越前新刀と津田助廣を拝見。
某日 研ぎ場にて、一干子忠綱脇指拝見。
お腹をこわし熱を出す。 研ぎ舟に座ると力が出てしっかり仕事が出来る。 しかし子守は辛く無理。
某日 研ぎ場にて、一文字を拝見。
某日 研ぎ場にて、錆身の刀を拝見。大和っ気の強い造り込み。しかしかなり乱れる。 千手院でもなさそう。大和志津か。
 
一文字は大変上手な下地。 それほど若い時代の下地でも無いと思われますが、しっかりと手をかけて研がれていました。
帽子は横手から綺麗にフクラにそって丸く返っています。
刀の入門書などに「鎌倉時代の一文字の帽子は乱れる物で、直ぐに入り丸に返る物は新刀の石堂とみるべし!」の様な事を書いた物があります。
ざーっとですが重刀図譜の押形を見てみました。
 一文字(福岡一文字含む) 256振り中、68振りが、ほぼ直ぐに入り丸く返っています。
 吉岡一文字          118振り中、22振り      〃
 古一文字            90振り中、34振り      〃
新刀の石堂では、
 江戸、対馬守常光   6振り中、1振りが直ぐに丸。
 江戸、日置光平     8振り中、5振りが直ぐに丸。
 紀州、橘康広      2振り中、2振りが直ぐに丸。
 福岡、守次       10振り中、2振りが直ぐに丸。
 福岡、是次、      5振り全てが乱れこむ。
 大阪、多々良長幸  11振り全てが乱れこむ。
一点だけを見て鑑定をして行くと、けっこうな確立でハズレます・・・。
 

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