なんとか
先日廃棄した押形を再度描きなおし完成。
今回も佩き裏から描き始めましたが、佩き表でようやく筆が上手く動き始めました。
単純に練習が足りず、手の動きが荒い事が下手な原因です。
先日のブログで「廃棄する」と書いたものですから、温かい励ましのメールを頂きました。
ありがとうございます。
しかし例えば刀匠の仕事ならば、何日も何日も力を尽くし進めて来た仕事が焼き入れの一瞬で全て水泡に帰す事は普通に有る事ですし、研ぎの仕事でも同じ様な事はよくあります。
全部捨ててやり直す事は慣れていますし(慣れて居ると言うのも語弊が有るのですが)、一振りの御刀の内曇を引ききる労力などから比べると、私程度の押形を描く事はただただ楽しみでしか有りませんので大丈夫です。(もっとハイレベルな押形はまた別世界だと思います)
時間の余裕が無く押形を作成する事が出来ない場合も多々ありますが、HPで楽しみな御刀を色々と御紹介出来る様これからも描いて行こうと思います。