古い刀剣美術
読んでると色々興味有る記事ばかりでついつい時間が過ぎてしまいます。
それにしても合本は読み易く便利ですねぇ。
近年の刀美も合本にしてもらおうかな・・・・。
以前調べたら確か案外安く合本製本出来たはずです。
また古い刀美についてですが、昭和26年当時日本美術刀剣保存協会京都支部の支部長であり、刀剣商でもあられた岸本貫之助先生(草薙廼舎押形「くさなぎのやおしがた」は岸本先生が集めた押形集です)が、洛北岩倉の幡枝八幡宮で、現重要美術品の太刀「幡枝八幡宮藤原國廣造 慶長四年八月彼岸」(刃長 二尺六寸 反り九分五厘)を発見された時のお話が載っていて驚きました。
当時は誠に面白い時代だったのですねぇ(*^ー^)ノ
幡枝國廣が世に知られる事なく、幡枝八幡に眠って居る・・・。
そんな御刀がまだまだ日本中に眠っていた時代なのですね。
(大正十五年二月七日幡枝國廣発見。 京都御所の東山御文庫で御宸翰(しんかん・天皇自筆の文章)を整理しておられた方から明和(1764)頃の記録で、幡枝にて國廣が刀を鍛え奉納したとの記録を見たから刀が有るか調べてみたら?!っと言われた事から発見に至る)