清光②

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刀、銘 備州長船清光
    天正二年八月日

13回。今回も末備前の清光です。
前回の清光は鎬筋、棟角共に重ねが非常に厚く、重量感たっぷりの造り込みでした。今回は鎬重ねは十分有りますが棟に向かい少し重ねを減じる造り込みがされており、前掲清光より手持ちは頃合いです。(棟重ねの減じ方が著しい場合「棟を盗む」「棟を削ぐ」などと表現します)
地鉄は新刀並に詰み、刃文は切っ先に向かい次第に華やかとなり、皆焼状となっています。

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