太刀全身押形完成 新たに全身押形を
古備前、古一文字と全身押形が完成したので新たに鎌倉末期在銘太刀の輪郭と茎をとる。
ずっと備前物を描くのは苦手だったがさすがに少しスピードが出るようになってきた。
ただ、墨での刃文描写の場合しっかりと時間をかけた方が断然美しい線を描ける。
以前一文字の全身をやった時は刃文描写に60時間ほど掛かり、長かった~と思って居たが、先日上手い人に聞くと半年かけているとのお話で。
そりゃどう頑張っても同じ線にはならないはずだ。
これは墨でやっている人にしか見分ける事が出来ないのかも知れないのだが、どう頑張ってもその人の線と同じ線はただの一本も引けない。
しかしそんなに時間を掛ける事も出来ないし。。もう別物だと割り切ってやるしかないなぁ。