押形二枚目
棚のガラスに並べて貼った押形を正面より少し右から撮った結果長さが違う写真になってしまいましたが、先日と同じ短刀の全身押形です。
ちょっと色々試したく、ざっとですが二枚。
描く時の光が違う物でしたので、互の目の数や足の数が全く違います。
これは「意図的にそうした」或いは「極めていい加減な描き方をした」というわけではありません。
光線の取り方により、ある程度そう見えた結果です。
私の場合、押形で一番苦労するのが刃文を見る事です。
鑑賞の時は、刀を手に持ち好きなように刀を動かし見たい様に見られます。それに比べ押形を描く時はかなりの制限がかかります。
完璧な光の取り方で、刃文の幅や高さを計測しながら描いた押形ではこの様な現象は起こらないと思います。