平成25年4月 京都刀剣入札鑑定
例会にて。
五号 刀
銘を聞いてしまいました。
古一文字と入札。
四号 短刀
備前短刀。 そこそこ反る。 片落ち互の目。 映って流れる。
南北の短刀です。 流れて少し肌立ちますので元重を思いますが、こう言う反りの元重ってあったかなぁ。。
姿は兼光だと思うが。
元重と入札。
三号 脇指
表切刃、裏平。
これはわりと最近出たものだ。
親国貞と入札。
二号 刀
三号脇指そっくりな出来。
しかし帽子が浅いので変えたくなってしまう。
刃の特長から播磨守忠国と入札。
一号 短刀
良短刀。 冴える刃。 先で焼き幅広がる。
当麻と入札。
一号 通り
二号 イヤ
三号 当り
四号 準当り
五号 準当り
一号はこれかな。 粟田口吉光と入札。
二号、この人の作品には播磨守忠國と入札してしまう悪い癖が有るようだ。 親国貞と入札。
一号 当り
二号 当り
三号 当り
四号 準当り
五号 準当り
一号 短刀 吉光(藤四郎)
二号 刀 親国貞
三号 脇指 親国貞
四号 短刀 備州長船光重 貞治四年三月日
五号 太刀 助包
どうやら親國貞を見ると播磨守忠國に見えてしまう悪い癖が有るようで、この三号脇指が以前出た時はこれに忠國と入れてしまっておりました。 そして今回はそれそっくりな出来の二号に忠國と入れてしまった。
以前の記事
四号は以前元重が出た時の事を思い出しながら今回も考えました。
先ほど確認しましたら、やはり元重に今日の短刀の様な姿は少ないようだ。
以前の元重の事
以前の鑑定刀元重