砥石の

本日は、石原砥石工業所のご主人と奥様にお越しいただきました。

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世界中の日本刀研師のほぼ全てが石原さんの内曇砥を使用している、或いは使用した事があるでしょう。
私も石原さんに採掘して頂いた砥石を何百キロ持っているか分かりません。
本日は、研師にとっては本当に魅力一杯のお話をお聞きする事が出来ました。
今後の展開を期待しております!!
その後、大阪へ。
御刀をお納めし、その後奈良へ。
これは昔から思っていたのですが、切っ先の下地の精度をもう一段上げたい。
道具立てはよいと思うので、切っ先下地の考え方と光りの取り方です。
おそらく私とは別の光りで見ていると思われる奈良の研師さんの所に教えて頂きに行きました。
やはり別の光りでした。 
切っ先の下地だけでも、砥石の順序や当てる場所の順序、何を一番意識するかなど、研師同士にしか分からない事が大量にあります。
私とは全く別の光りを基準にして見事な切っ先を形成する研師の言葉とは本当に未知のもの。
今までの下地に今日教わった事を加味出来れば素晴らしい。

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