ちょっと誤解を与える・・
昨日の縁をアルコールで掃除しました。
昨日の記事を読み返してみましたら、少し言葉足らずでしたので補足致します。
この度の縁の上面に付着して居た緑青は油と緑青が混ざり合い固着した状態です。
ですので、無水エタノールや苛性ソーダ(洗ソーダも可か)等の油を除去出来るもので簡単に落とせます。
緑青の発生するメカニズムを詳しく知りませんのであまり正確な事は言えませんが、赤銅部分から直接発生して居る緑青などはアルコール等では除去出来ない場合が多いと思います。
下手に触ると赤銅の黒く色揚げされた部分を傷める可能性が有りますので注意が必要です。
錆び身や古研ぎで研磨をお預かりした品のハバキの内側は油と緑青が粘土状に固まってギトギトに成っている物が殆どです。
そう言うハバキはいつも無水エタノールを使用し掃除をしてから刀身にはめる様にしています。