大変でしたが、
うちは新型インフルエンザにやられてしまいまして、てんやわんやの一週間でしたが、なんとか家族四人全員無事生還と言ってよさそうです。
怖いんだか怖くないんだかメディアからの情報には本当に振り回されるんですが、小さい子を持つ親と言う立場から言うとかなり要注意だと思いました。
季節性でも同じ様な事が言えるのでしょうが、やはり高熱が怖いです。
子供も40度まであっという間に上がりました(>_<)
いつもの風邪だと39度台の熱が有っても全く動じず走り回るのですが、今回はかなり怖い状態になりました。
皆さんお気をつけ下さい。
っと言っても気を付けようが無いと言うのが実情ですね・・・。
うちも手洗いうがいは相当しつこくやってました。(私は仕事がら一日15回くらいは洗剤で手を洗います。そして常に手に灰汁水が付いていますので超綺麗なはずですし(^-^;)
うがいは効果意味なしとも言いますし・・。
前から欲しかった「継平押形」を入手!
江戸中期、近江守継平(刀工)が記録した押形をベースにしています。
現代では石華墨などで茎や刀身の輪郭を写し取りますし、茎の状態や銘もその通り表れ全体にかなり正確な押形となります。
しかし古い時代の押形は、今とは違った手法でとられています。
私も詳しくは知らないのですが、銘などは、実際の刀を見ながら手書きで書体を真似て書き写した程度の物です。
刀身や茎の輪郭に関しても、その通り正確に写した物とは言えなさそうです。
さらに昔はコピー機もありませんので原本を見ながら手書きで書き写す事も行われたでしょうし、写しの写しと言うような事も有ったでしょう。
この継平押形にも多数の現代まで伝わる御刀が納められていますが、少なからず色々な誤差は生じて居るはずです。
が!、切っ先付近の輪郭の描写が大変美しく驚きました。
この原本を知りませんので、印刷の関係上この様に強い線に書き直したと言うだけなのかも知れません・・。
しかし、土屋押形の場合は切っ先の描写にかなり精彩を欠きます。 光山押形や埋忠銘鑑は茎中心の作りですし・・。
普段実際に押形を取って居ると分かるのですが、この継平押形の切っ先付近の輪郭(横手、鎬、小鎬など含め)は、実刀からとった物では無いと思います。
あまりに整い過ぎています。
ではどの様にして出した線なのでしょうか・・・。
刃と棟角だけ実刀からとって後は適当に色んな部位を利用しとったのでしょうか。
興味は尽きません。
(茎の振りや反りに異様な物が何点も有ったので余計興味をそそります)
メノウ乳鉢が割れました(T-T)
いつも割れそうだと感じつつ、バーナーで少しづつ注意しながらあぶって居たのですが、「カパッ」っと言ったら終わってました。
新品だと¥50,000以上するはずです。辛い。