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全身押形刃文つながる

2018年08月20日【ブログ】

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鎌倉末期在銘太刀、佩裏の刃文がつながる。
表に合わせ色を濃くして行く。濃いなら濃いで良くなってきた気がする。
この決めきれない感じは研ぎの刃取りを浅く取るか深く取るか迷う時の心情に少し似ている。
研ぎの場合大体は深くが正解となるが、墨の濃さは濃くして不正解となる事も多い。
微妙というか絶妙な色と働きの省き具合が難しい。必ずやり過ぎる。
この感覚を根こそぎ捨てないといかん。

無題

2018年08月19日【ブログ】

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鎌倉末期太刀、佩表はほぼ完成。佩裏は元と先から描き始め中程がまだつながらず。
佩裏は全体に薄めで描いているが、この薄い状態の方が濃い表より断然よい。
墨は一旦濃く描いてしまうともう戻せない。戻そうと頑張って紙の繊維をボロボロにしてしまった事もあるが、何か方法はありますか・・・?

太刀全身押形完成 新たに全身押形を

2018年08月16日【ブログ】

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古備前、古一文字と全身押形が完成したので新たに鎌倉末期在銘太刀の輪郭と茎をとる。
ずっと備前物を描くのは苦手だったがさすがに少しスピードが出るようになってきた。
ただ、墨での刃文描写の場合しっかりと時間をかけた方が断然美しい線を描ける。
以前一文字の全身をやった時は刃文描写に60時間ほど掛かり、長かった~と思って居たが、先日上手い人に聞くと半年かけているとのお話で。
そりゃどう頑張っても同じ線にはならないはずだ。
これは墨でやっている人にしか見分ける事が出来ないのかも知れないのだが、どう頑張ってもその人の線と同じ線はただの一本も引けない。
しかしそんなに時間を掛ける事も出来ないし。。もう別物だと割り切ってやるしかないなぁ。

太刀 全身押形

2018年08月13日【ブログ】

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古備前の在銘太刀と古一文字の在銘太刀の全身を描く。
古一文字はまだ佩表だけ。
最近墨の濃さが全く定まらない。濃く描いたものを見れば、いいなぁ~と思い、薄くて上手いのを見ればやはり薄いのも上品でいい。
私の描き方は薄いのがあっているんだが、濃いのを見るとどうしても揺らいでしまっていかん。

 

無題

2018年08月05日【ブログ】

暑い日が続きます。
しばらくブログを更新しない間に画像のUP方法を忘れてしまいました。これも暑さのせいにしておきます。
・・・あ、思い出しました。
最近描かせて頂いた押形。

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寛永新刀直刃脇差。

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鎌倉時代重要文化財。

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大和在銘年紀入り短刀。

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鎌倉時代大和物在銘太刀。

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応永紀州物。

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鎌倉時代重要文化財。

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新刀社寺奉納刀。

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南北朝時代槍。

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南北朝時代寸延。

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新々刀社寺奉納刀。

7月日刀保京都府支部例会

2018年07月21日【ブログ】

祇園祭もとりあえず一段落ですがまだまだ酷熱が続きます。

人ごみに押されながらのスマホ映像でブレブレですが、宵山の長刀鉾のお囃子を少しだけ。

先日長刀鉾の長刀について京博さんからこんな発表がありました。
https://mainichi.jp/articles/20180703/k00/00m/040/087000c
9月から京博さんで開催される「京のかたな」展。国宝重文などの名刀も楽しみですがこの様な貴重な資料の展示もあり、楽しみもさらに増します。

 

支部例会、今月は私が担当という事で、今回は過去に研磨させて頂いた御刀と現在研磨にお預かりしている御品をお許しを得て使わせて頂きました。

鑑定刀

 一号 刀(太刀銘)(菊紋)山城守藤原国清 寛永十年二月日
 二号 短刀 銘 村正
 三号 太刀 銘 国行(来)
 四号 太刀 銘 来国光
 五号 太刀 銘 貞真(古一文字)
 六号 太刀 銘 長吉(龍門)

 鑑賞刀

 七号 太刀 銘 守家(畠田)
 八号 脇差 額銘 国俊(二字国俊)
 九号 太刀 銘 国宗(備前三郎)

この度も大変貴重な品々を支部例会のためにご提供くださいました皆様には心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。