ナイフを

お正月なので普段使いの刃物としてナイフを買いました。
いったい年間幾つの荷物を開封するか分かりませんが、かなり頻繁です。
研ぎの道具を作ったり何かを削たり、日々刃物を使います。
刃艶を切る用の小刀を使う事もありますが、自作の小刀で刃先を薄く作っていて刃が傷みやすく、普段使いにはしたくなく。
小刀は刃コボレさせると研ぐのがめちゃ大変で。。と言いつつ、今は小刀の先端が1ミリ程度折れたまま使っています。明日研ごう。
18歳で初めて京都に来た時、老舗刃物屋さんで海外有名メーカーの折りたたみナイフを買いました。
確か2万円台だったか。それがとにかく切れなくて。鉄が柔らかく、段ボールを二つも開封したらもう研がないといけません。そんなに急刃は付けていないんですが。詳しい人に聞くと、折りたたみナイフは柔らかい鋼材を使用した物が多いそうで、元々そういうもんみたいです。ちょっと受け入れがたい。。
という事で、日本製の刃渡り10㎝(全長23㎝)、重さ90gのナイフを買いました。結構硬めの鋼材を使用しているようです。
軽くて大変よく切れ、使い勝手もいい。
鋒形状が刀だと絶対アウトの気持ち悪いラインですが、この個体だけでなくどの写真も動画もこの形になっていました。
日常のナイフ使用では先端を使う事が多いため、見た目は気持ち悪いですがこれが一番機能的な形という事だと思います。
話は変わりますが、京都市内に包丁屋さんが続々オープンしています。
昔の包丁屋さんとは全く違うスタイリッシュなお店も増え、どのお店も海外からのお客さんで賑わっています。
刃物を買うのは楽しいですね~




信長の愛した刀とその時代の刀剣展

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年1月7日から、本能寺大賓殿宝物館におきまして「信長の愛した刀とその時代の刀剣展」が開催されます。
展示刀剣は下記などです。

 刀  銘 日州古屋之住国廣
 刀  銘 若州住冬廣作 八幡大菩薩
      天正八年二月吉日(棟に)十大
 刀  銘 播州明石住長田兵衛左衛門尉吉長作
      天文二十二年二月吉日
 刀  銘 薬王寺(明智左馬助秀満所用)
太刀  銘 光忠
 刀 無銘 光忠
短刀  銘 吉光
脇差  銘 相州住綱廣
脇差  銘 備前国住長船忠光 彦兵衛尉於作州和介庄作之
      延徳ニニ年霜月吉日
 刀  銘 備前国住長船源兵衛尉祐定作之也
      天正六年戌寅八月上吉日

押形も展示して頂きます。内容は下記の通り

太刀  銘 長光
 刀  銘 九州肥後同田貫上野介
 刀  銘 備前国住長船彦兵衛尉祐定    
      永正元年八月吉日
 刀  銘 備州長船清光
      天正二年八月日
 刀  銘 備前国住長船清光
      永禄九年二月日
脇差  銘 備前国住長船次郎左衛門尉勝光 同左京進宗光
      為大村弥四郎勝原鐡行作州之 永正五年八月吉日
脇差  銘 備前国住長船忠光 彦兵衛尉於作州和介庄作之
      延徳四年霜月吉日
脇差  銘 備前国長船祐定作
      永正八年二月日
短刀  銘 陸奥守大道作(京都国立博物館蔵/下間基子氏寄贈 2024年度京都国立博物館修理事業に於いて記録として採拓)
脇差 朱銘 貞宗 
      本阿(花押)(柏原美術館蔵)

法華宗 大本山 本能寺