入鹿の事など

入鹿、天狗、南紀等を複数拝見。
初代の南紀は度々見るわけですが、後代を見る機会はそれ程多くなく。
過去に2代3代の南紀に出会った時はあれこれ考える事もなく流してしまったのですが、今回は少しゆっくり拝見。
結果、例えば入札鑑定にこれが出たならば、私は自信満々で肥前刀に入れてしまうと思います。それは直ぐ刃でも乱れ刃でも。
あしかし初代の南紀でも慣れなければ肥前に見えますよね。私は初代に関しては判る様になっているかもです。
2,3代は初代とは異なる雰囲気を持っていて、それが肥前刀寄りになるように感じられました。
(南紀後代と分かって見れば確かに肥前とは違う点は複数上げられます)

入鹿と天狗の槍です。念願の熊野山を冠する入鹿(と思われる作品)も。
この他にも入鹿作品を複数拝見。大好きな入鹿を多数拝見出来、眼福の極み。


相変わらずですが押形も描いており。。
最近では、鎌倉中後期在銘短刀、幕末短刀、大和在銘太刀、近江大掾乱れ刃、重文太刀、大和在銘短刀、孫六刀、延寿某寸延、真景短刀、南北備前寸延、末手掻短刀、備前鎌倉末期在銘短刀、大和在銘太刀、美濃在銘太刀、こんなところでしょうか。