時代劇から
「東映京都撮影所」閑散の今 – Yahoo!ニュース
ちょっと寂しいニュースです。
過去に時代劇映画等のお手伝いをさせて頂き、松竹や東映の撮影所には何度も行きました。
映像作品はほんの少しのシーンでも一度関わると4回5回と撮影所に行かねばならず、結構大変です。
しかし私の様に年中研ぎ場に籠っている人間にとっては、少しの間だけですが日常とかけ離れた世界に身を置く事が結構良い刺激になるんです。
全ての事に気を使い駆け回っている助監督さんやボロボロになって働いているADさん達を見ると、まぁ色々と考える訳です。。
さて、そんな撮影所さんがピンチとの事。
コロナ感染者の減少で京都市内の観光客は激増中ではありますが、外国人観光客の姿はまばら。というか殆ど居ませんね。
ほんの数年前からは考えられない状況です。東映さんは海外からの観光客も重要な収入源だったとの事ですし、厳しいですよねぇ。。
時代劇映画を見ると、刀が欲しくなるんです。特にリアルな時代劇を見ると確実に欲しくなります。
人を斬りたくなるとかそういう事ではありません。そばに一口置きたくなるんです。(私特に研師ですので、刀は美しい物、美しく研ぎ上げる物。ティッシュペーパーですら刃先と直角方向に擦れる事を嫌うわけですから何かを斬りたくなる衝動など生まれようがありません)
民放時代劇ドラマが無くなりましたが、映画ももう無理なんですかねぇ・・・。
ちょうど昨日ですが、マーティンがあまりに器用なので「なんで?」と聞くと、小さい頃からスロバキアで木の日本刀やら鉄板の手裏剣やらを沢山作っていたそうな。侍movie、忍者movieが大好きなkidsだったそうです。