島津正宗のことなど 

休日という事で、蕎麦を食べに。
京都で天然砥を買う方にはおなじみと思いますが、山奥にぽつんとある蕎麦やへ。


そば
私は大好きな蕎麦なので家族にも食べさせたいと思いまして。
しかしまさかの大行列で2時間半待ちと・・。
普段は並んで食べたりしないタイプですが、こんな遠くまで来てそのまま帰るわけにも行かず並びましたよ。

上げ
ほんとに2時間半まってようやく席に。
お腹を空かせた一家は最初に出された揚げ蕎麦をむさぼりました。

帰って来て近所の神社のお祭り。

祭り
小さな神社ですが小子化はどこへやら、毎年ちびっこ達で溢れます。
そして中高生が多い事にも驚きます。飛び切りやんちゃそうなやつも居ないんですよねぇ。

島津正宗を楽しみにしています。
http://mainichi.jp/feature/news/20140906k0000e040250000c.html
記事によると享保名物帳記載の寸法と一致し、継平押形記載の刃文と酷似する事から島津正宗と断定したとあります。
昭和45年発行の図説享保名物帳、「島津正宗 磨上 長さ二尺二寸七分 代金弐百枚」として載っていて、押形刀絵図もありますが、これには「島津正宗と伝えられる刀があり、参考のために掲げる」としています。長さは二尺二寸七分です(二尺二寸六分七厘)。
こちらは継平押形の島津正宗。
島津正宗
この継平押形の刃文と酷似と言う事等により此度の刀が島津正宗であると断定されたわけです。
かなり激しい出来。
図説享保名物帳に載っているものに茎形状など似てはいますが、刃文や造りこみ、それに目釘穴の位置が大きく異なり別の物ですね。



砥石を切り筆を研ぐ

yaginosima
先日の八木ノ嶋原石↑
カット↓
yagi
引ける石×3 残りをスライス。
少し試したが面白い事になると思う。

totyu
全身は裏に入りました。

beni
筆先を試していましたが、筆下ろし前の状態を荒砥石で研いで丸くするのがベストではなかろうか。
そして私は紅豆にその加工を施した物が好きかも知れない。
筆下ろし前の物が無いので明日でも買いに行こうか。



まだ途中

totyuu
本日も筆入れ。
画像が小さく昨日との違いが分からないですな。
いやはや迷走しております。
やはり軟らかい筆が好きなようで。
一本何千円もする筆を買ってしまえばあれこれ道草食わず、それ一本でやりきるのかも知れません。
何百円と、安いのでなんだかんだと手を出してしまい分からなくなるのかも。

東京国立博物館「打刀拵」をひらき時代拵えを楽しむ。
当時のスタイルは何故にこんなに魅力的なのでしょうか。

手持ちの鐔を写真に当ててみて喜ぶ。(鐔写真原寸)
kotuba
厳島神社 雲次の鐔。
刀長二尺二寸七分。 鐔径5.85cm。
左は木製で同径。

kokinnko
同じく厳島神社、談議所西蓮の拵えに古金工鐔を当ててみる。
私の一番好きな拵えです。 鐔と縁、ハバキは正阿弥の一作だそうです。
潤み塗の鞘色が大好きです。 京都の泉屋博古館に来た時現物を見る事が出来、さらに好きになりました。

yamagane
先日もUPした、下級武士などが掛けて居たであろう山銅鐔を射楯兵主の写真に乗せてみる。
絶妙です。
この拵え、素銅磨き地の丸鐔(縦6.4)で無櫃の鞘(鞘は後補の可能性)、柄は目貫無し(柄糸の結び目を目貫代わりとする)と言う大変簡素な物ですが、中身は綾小路定利です。 なんすかこのセンス。
現代人が勝手に感じてるだけなんでしょうか。



途中

totyuu
墨で筆入れ。



鮮明な

やけに月が綺麗だと思ったらそうだったんですね。

下書き
シャーペンで下書き。

今日は三尺一寸刀下地。
腰が痛い。



好きな刀

またちょっと気合が要る全身を。
好きな刀です。
関

鐔を買いました。
山銅の色が好きなんです。
山銅
簡単な写真では現物の色感が写らないです。



落款印を

落款
落款印を押して完成しました。
大変勉強になる御刀でした。
ありがとうございました。

片面切った
押形を画像として取り込む方法をなんだかんだ試しこういうのが出来ました。
いつものよりちょっと綺麗じゃないですか。