宵々山ということで
祇園祭の事を書いたのがもう2年前なんですねぇ。
今年ももうそんな時期です。
ちょっと行って来ました。
今年はそれほど暑くない宵々山でした。
子供と一緒なので手ぶれが酷く、だらだらした映像ですが一応祇園祭の雰囲気だけでも。
(動画画面下部「360」の部分で解像度変更可能です。下部右の矢印を押すと画面を大きくしてフルハイビジョンで再生出来ます。ネット環境が軽い方どうぞ。)
祇園祭の事を書いたのがもう2年前なんですねぇ。
今年ももうそんな時期です。
ちょっと行って来ました。
今年はそれほど暑くない宵々山でした。
子供と一緒なので手ぶれが酷く、だらだらした映像ですが一応祇園祭の雰囲気だけでも。
(動画画面下部「360」の部分で解像度変更可能です。下部右の矢印を押すと画面を大きくしてフルハイビジョンで再生出来ます。ネット環境が軽い方どうぞ。)
昨日は新刀名工の作を拝見。
私の好きな新刀鍛冶ランキングのかなり上位の人なのですが、さすがに尋常ならざる刃です。
地はもう少し手が掛かっていればまた違った物になるでしょうか。
その後、末備前数打物を拝見。
現在の造り込みは先天的ではない。
これを元に戻すには全てのバランスに対しかなり敏感に接しなければ野暮天となる。
またその後、新作刀脇指を拝見。
研ぎ手の苦労と真剣さが見えました。
本日は本国来物在銘太刀を拝見。
長寸堂々。 頗る古調。 入札鑑定に出たら綾小路に入れます。
相州最上作拝見。
すごい。
倉庫の砥石を出しに行き、忘れていた原版を発見。
大分以前、大変お世話になっている方から頂いたものです。
両方とも大体ですが32×17×6ほどの大きさ。
どの山のどの層の石でしょうか?!
もしもお分かりの方おられましたらご教授頂けましたら幸いです。
刀研師は一部の方を除いて天然砥の知識は案外無いものでして、刃物研ぎの方や天然砥収集家の方々の方が詳しいものです。
所謂並砥とされる合せ砥の一種でしょうか・・・? あと色物とされる石と・・。
割ろうかと思ったのですが、大きく綺麗ですしもったいないですねぇ。
香炉の台とかにだめでしょうか。
硬い刀には軟らかい石を、軟らかい刀には硬い石をと言う事は研磨の基本です。
しかしそれも度が過ぎるとダメな訳で、極端に硬い鉄や極端に軟らかい砥石はどうにもならない事も。
最近かなり硬い刀が有り、普通の刃艶では全く効いてくれなかったのですが、少し前に入手していた木っ端で対応する事が出来ました。
しかしこの木っ端、普通の刀に使うとズルズルドロドロで全くダメだったんです。
刃を白くはするのですが、どよよ~んと重い白さになってしまい、こういう石は刃縁をぼかす事が出来ません。
ですので出番が来る事は絶対無いと思っていたのですが・・。
こう言う砥石は珍しいんです。
普通の刀にずるずるべったんの石は硬い刀にも力が無い物なのですが、ちょっと特殊な砥質を感じました。
またこう言う刀に出会う事もあるでしょうし早速注文注文。
本日はリンクをして頂いておりますこだわり大工さんにお声掛け頂きおいしいお料理をいただきました。
宗昌親刀匠が京都に来られた時はこだわり大工さんに立ち寄られるのですが、度々その場に呼んでいただきます。
今日も本当にさまざまなお話をお聞きしました。
清麿、助廣の事は当然ですが、そのもっと深い所まで・・。
宗先生は特に冶金を専門的研究して来られた方ですので、私はさっぱり分からない事が多いのですが、それでも分かり易く教えてくださいます。
確かちょっと前にも書きましたが、やはり刀鍛冶は時間がいくら有っても足りないのだろうなと感じました。
今日は朝から名古屋。
よく行きますがいつも目的地のみしか行かず。
どこに行っても割りとこんな感じです。
ほんとは色々プラプラと行きたい人なんですが時間も無いのでしょうがない。
帰宅後は磨き仕事。
研磨の世界に入って確かもう20年近くになろうかと言うところですが、やっとほぼ全くとっつかない針掛け方が分かったかもしれないと最近思う。 もう少し質の違う鎬地も試さないと分からないが。 全部に対応出来るかどうか。
拭いを使い切った
拭い~刃取り(片面途中)
支部ハガキ作り
刃艶磨り
来客
地艶
地艶磨り
曇り
曇り
引きかけの刀、外で曇り
横手切り、ナルメ
荷造り
研磨体験者有り
脇指磨き
来客
脇指磨き
差込
刃艶、地艶など
脇指曇り
荷造り
部分のみ曇り
鞘下地完
下地
下地
短刀棟直し
刀納
来客
以上近況(下から上へ)。 一年中何処を切り取ってもこれですが。
先日、外で内曇を引いてみた(コンクリートの面)。 外が重要ではなく硬い地面が欲しくて。 以前から想像していた通りかなり引きやすい。 よく効く。 暑い。
ずっと出来なかった鉄肌100%の拭いですが、大変お世話になっている方のお力で少し前に完成しています。
私では絶対出来ない物でした。
自然な色で誠に気持ちが良い物です。 今までの拭いの10倍の速度で無くなる。
10ヶ月かけて体重が50キロ台に戻りました。
筋肉の量は増加しているはずで、それでも体重が3キロ落ちたと言う事は体質なども良い方向に進んで来たはずです。
体力作りが目的で、ダイエットをしてる訳ではないのでこれくらいのペースでよいでしょう。
市内の伝統工芸関連の道具屋に数日通いました。
一度に思いつかないので何度も行くはめになる。
間違いないと思うひらめきは全て間違いで終わるので、ありえないと思う方法を一つずつ潰す事になる。
市内中心部は京町屋を改装したおしゃれなお店が多数並びます。
でもオーナーは東京、名古屋、大阪の人だったりするんでしょうけど。
簡単には生き残れなさそうです。
細い路地の奥に綺麗なお店が多数あります。
この界隈で仕事場をつくったら楽しいでしょう。
でも仕事がはかどらないでしょうね・・・。
名旅館、俵屋の壁の一部。
やっぱりお金掛かってますなぁ。
暑い日でしたが道具屋さんの金魚は涼しげに泳いでました。
これくらいの水流が有れば快適でしょう。
私も帰ってすぐフィルター買いに行きました。
今日大阪でハンズに行くの忘れてた。
帰りの第二京阪道路で思い出した。
ず~っと考えてたのに考えすぎてすっかり忘れてしまった。
窓側に置いていた小瓶の丁子油がかなり茶色に変色している。
酸化が進んだようです。
これを刀身に塗った状態で長期間放置すると固まってしまい、やがて錆びが発生します。
年単位で抜いていない刀身は早めのお手入れを。
アイデアと言うやつはもう尽きたかと思っても絞れば色々出て来るものだ。
明日材料を探しに行こう。
ここ数日集中して研磨技術向上(過程ではなくより良い仕上がりを求めての)のための研究に打ち込むも失敗。 と言うか日程と予算が尽き断念・・・。
経費使い放題で研究出来る環境は非難もされるが素晴らしくもあるよね。
ある程度(ではあるが)形が決まっていて、あとは技を体に覚えさせる事が重要で有る研磨の世界でさえ、未知?!の技や研究課題は許多。
刀匠の方々などは実験したい欲求を満たすには巨木くらいの人生が欲しいはず。 なんて凄い仕事でしょうか。
私のは今回の件に関してはもうあと40万円でいいです・・・。
私、高校時代は漕艇部でして琵琶湖は試合や合宿でよく来ました。
先日は久々に漕艇場を見て懐かしさと独特の胸のモヤモヤを感じました。
さて、先日の真夏日、お仕事のご相談に近江、貞豊刀匠の鍛刀場を訪ねました。
京都も暑いと言われますが、近江も暑いです。
鍛錬場は特に暑い。 色々な意味で。
こんな事簡単に言っては叱られてしまいますが、テツを鍛える姿と言うものには『力』が有ると感じます。
単に熱、音、光で見る者をねじ伏せて来るだけとは思えない。
いやほんとにあつかった。
知っていますか、鍛刀場は通常懐く炭臭いイメージとは違うんですよ。
バーベキューの後って服も体も何もかも炭と煙の匂いで翌日も大変ですが、刀を鍛える炭はそんな匂いはしません。
汗の匂いだけが残ります。