艶を試す

先日買った浅黄を試す。
八木ノ島や産地不明の石が混じっていた。
焼きの高い新々刀の古研ぎ刀身でしかも拭いの上からそのまま試したので、結局どの石も良いんだか悪いんだか分からず。
ちゃんと試すなら直刃の室町期の刀身(私の場合。新刀でもよいですが)でしっかり内曇を引いた物が好ましい。
それでも本番になるとまた違うもので難しいですが。
Windows Live Movie Maker、結局ダメですよっ。。
最大のサイズで保存出来ないんでしょうか?! 苦労も徒労となりました。
じみちに作業を進めましょうか・・・。



編集

私、PCで動画を扱う事は無いと決め込んでおりましたので、DVDや動画関連のソフトは入れてませんし、書き込み出来るDVD(CD-R)ドライブすら付けて居ない始末で・・・。(これでは不可んと先日やっと外付けの安いのを購入)
ですので最近初めて動画を扱う事になり、苦労しております・・・。
HD動画が重い。
ネット上でフリーソフトを色々探してましたが、PCに入ってたんじゃないですかWindows Live Movie Maker!
なんて軽いんでしょうか。 
凝った事はしないので簡単低機能で軽いのがありがたい。
編集途中の物も保存出来るじゃぁないですか。
べんりべんり。



あらゆる物に瞬間があるのですね。
色んなものに見えます。

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砥石を

今日は以前から予定していた砥石屋さんのハシゴ。
写真を撮らせていただきました。

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内曇砥

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多数

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原石(約140)

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全部天然砥

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はつり

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曇り木っ端

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竹藪も有るし水も沢山あるのに蚊が一匹も居ない。 風の通りのよい所に蚊は居ないのか。

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全部内曇

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青蓮華

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中山戸前

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高島

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八木ノ島、高島、奥殿、奥ノ門、若狭、大平、水木原等・・。

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八木ノ島 良い石です。
帰宅後仕事場にて

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木っ端(地艶に)

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中山のカラス(小)、高島のカラス。 小さいですが綺麗なので面を付けてみた。 ん・・天然砥とは誠に愛おしいものです。

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浅黄(中山?)の盤。 そば猪口と比べるとその大きさが分かりますが、是は凄い物です。 貴重!
今日は一日中砥石にうずもれ満足でした。



鍛刀編

先日撮らせて頂いた貞豊刀匠の動画をUPさせて頂きました。
とりあえず鍛刀編と言う事でざっくりとした撮影と編集ですが・・・。すみません。
焼入や研磨編など今後コンテンツ化の予定です。

(動画画面下部右の矢印を押すと画面を大きく出来ます。再生後表示される下部「360p」部分で解像度変更可能です。ネット環境の軽い方は是非全画面HDで。)



youtubeに動画を

UPしてるんですが重くてなかなかです。
待ってる間に久々に夜のテレビを見る。(めったにテレビを見ませんし夜9時以降の番組はほぼ見てないので)
NHKって番組も組織も何かと批判の対象になりますけど、私小さい頃からNHKの番組(は)大好きです。
見たいのいっぱいやってます(海外製作の物も含め)。 
話は変わりますがTVや新聞って線が高いですよねぇ。 
今回の中国の件でもそうですし、国内でもさまざまな物がネットのおかげ(せい)で大きく変化してますよね。
見る側からすると面白くないTV番組が多いですが、出ているタレントさん達自身強く感じているはずですよね。
これからどう変わる(予定な)んでしょうか・・・。
ようつべまだまだ時間掛かりそうですなぁ。
このまま寝よう。



便利と不便

今日も朝から肌仕事で昼に大阪へ。
帰宅後夕方ようやく肌仕事とりあえず終わり。
短刀なのに日数掛かり過ぎ・・・。二週間掛かった(泣)
第二京阪が出来るまではよく混む名神で、仕事で大阪に行くには丸一日掛かりましたが今の道なら京都で乗って、大阪(門真)まで20分です。
朝、研ぎ仕事をして昼行って、帰ってまた仕事が出来ます。
怖い名神を研磨依頼や鑑定業務などでずっと通って来た事を思うと第二京阪はほんと考えられないくらい便利になりました。
でもねぇ・・家から高速乗り口まで昼は40分位かかってしまうんですよ。
夜なら15分位でしょうか。 とほほのほですよ。 
都市部はどこもそうでしょうけど京都も色々問題多いねぇ。
でもあえてその路線で生き残ろうとしてるし、市民はその恩恵にあずかっても居る訳ですから我慢すべきなのでしょう。



今日も砥石を洗う

昨日に続き今日も砥石を洗う。
先日買った原石。
奥の原石の上に乗せているのが通常の大きさの内曇。

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強烈な重量ですので気が重くて洗わず置いていましたが昨日のついでに思い切ってみました。
この大きな石で12キロほどです。
下の画像の大きいのはもっと重いです。

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厚さも結構あります。
これでしばらく安心と思っていましたが、昨日の木っ端の時の様に別の砥質が必要になるときもありますし、きりが有りません。 



最近は

 肌仕事
  〃
 大阪へ。ハンズに行くのはやめた。午後肌仕事 
 同じく肌仕事
 某所より曇り木っ端30キロ弱着
 名古屋へ。午後から肌仕事。
 木っ端開封し洗う。肌仕事。
砥石は現地に行って買ったり送ってもらったりしますが、洗いながら品定めして居る時が一番幸せな気分。

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平成23年7月17日 入札鑑定

京都支部入札鑑定会、本日は本部からです。
祇園祭山鉾巡行と日程が重なっておりますので京都市内は大混雑です。
鑑定会々場最寄の地下鉄四条烏丸駅ももの凄い人です。
地上に出るとちょうど鉾の辻回しの最中でしばらく見入ってしまいました。
鉾も停まって居る時はただただ雅なものなのですが、巡行中はそれに迫力が加わりますのでなかなか良いものです。
鑑定会々場は毎回京都私学会館ですが、室町通り沿いにあり、鶏鉾と白楽天山がある通りです。

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私はあまり知らない激しいお囃子の真っ最中でこれまたずっと聞き入ってしまいました。
祇園祭は一ヶ月間ほどある長いお祭りですが、いつかゆっくりと楽しんでみたいです。
さてさてすっかり遅くなってしまいましたが鑑定会場へ・・。
  入札鑑定
遅く行ったので皆さんあまり並んでいません。
5号刀の前に立つ。 
そこから1,2,3,4を見渡す。 
ん~、5号以外多分全部分かった気がする。 来国俊、応永信国、無名青江、長谷部国重。
5号、刀
 大坂。 匂口の芯が弱く(自分の尺度で)地に少し散る。 助直。
残りも一応数秒見る。
1号は思ったより古調で、来国行に考えをかえる。
3号は大磨上無銘でしょうが一応個銘を入れる事にして、貞次(入札時、時代を聞かれ南北とお答えした)。
 同然
 当
 当同然
 当
 当
一号 太刀  来国俊 元亨元年十二月日(重要美術品)
二号 脇指  信国              (重要刀剣)
三号 刀    無名青江
四号 脇指  長谷部国重          (重要刀剣)
五号 刀    津田近江守助直      (重要刀剣)
         元禄二歳二月日
         以地鉄颪作之(じてつおろしをもってこれをつくる)

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 一号 京反り太刀。 小さく詰まる鋒。 下が古調な小乱れ上に行き広直刃調で細かく乱れる。
 二号 いつもの2,1,2,1の互の目。矢筈風になる。
 三号 大鋒青江帽子、働く直刃、地斑映りが段になる。
 四号 重ね薄、いつもの荒びた鉄、錵直刃。