きょうは
雨なので家でごそごそ色々と・・・。
雨もあがったのでちょっと出かけました。
駅で作家の山本 兼一さんとすれ違いました。
朝家でごそごそして居るとき、大変お世話に成っている方から頂戴し大分以前読ませて頂いた「いっしん虎徹」を手にとったところでしたので偶然を喜ぶ・・。
そう言えば近所のマクドで「一月物語」を読んでいたら向かいのバス停で平野啓一郎さんがバスを待っていて驚いた事がありました。
あとノーベル物理学賞の益川敏英さんと駅で三回すれ違ったのですがいずれも朝刊で記事を読んだ日でした。
ちょっとすれ違うだけでも偶然だなんだと感じるわけですから著名人の日常とは凄いものなのでしょうねぇ。
偶然をまき散らし状態です。 大変だと思います。 好きな人もいるでしょうが。
江戸時代の人の
昨日のブログの写真。
右上に鐔を入れて写したんですが(ボケ過ぎて見えないですが鐔なんです)、その鐔を見てみると面白い事がありました。
古金工とかそう言う品でしょうか、私は小道具に弱くてよく分かりませんが・・・。
でも良い鐔です。 かなり好きな雰囲気。
写真と現物では色が難しいのですが、山銅っぽい色の赤銅ではないかと・・・。
切羽台の部分、見えますでしょうか?!
「三十八匁」って書いてますよねこれ!
そう、この鐔の値段です。
これをけがいた刀屋さんが江戸時代のいつ頃の人か分かりませんので、この三十八匁の現代の貨幣価値が分かりませんがちょっと面白いです。
当時の刀の値段は大体いくら位だったとか、拵えの部品の中で鮫が一番高価だったとか、色々な話は聞きますが、昔の人が付けた値段を直接見たのは初めてで、まさにタイムスリップした感覚を味わいました。(目録などで値段を書いた物は多数みますが)
(因みに鐔の重さは100グラムです)
京都駅で
最近関西は駅ビルが充実して来ております。
その先駆けが京都駅ビルでした。
駅周辺にも大型店が多く出来、にぎわっています・・・が、どうも危なっかしい感じがしますよねぇ。
長続きはしなさそうな・・。 どこも同じでしょうけど。
今日は仕事で遠方へお出かけでしたので帰りに京都駅で和菓子を買って帰りました。
以前は家へのお土産と言えば洋菓子だったのですが、最近は完全に和菓子です。
京都の和菓子、おいしいです。
駅ビルやデパ地下で和菓子屋さんをまわりおいしそうな物を探しましたが多過ぎて決められず。
4回くらいぐるぐるまわりましたが、修学旅行の女子学生達も沢山居ますし、いいかげん妙なおっさんだと怪しまれそうなので決めました。
美味しいんだけど、食べたかったのはこれじゃなかったなぁ・・・。
迷った結果はいつもこうなります。
まいいです。
夜中にひとりで桜もち。
5月15日 入札鑑定
今回の鑑定は私が鑑定刀の用意と判者、講師を勤めさせて頂きましたので入札は出来ませんでした。
判者も初めてですのでいつもお世話になっている先輩にサポートして頂きながらです。
講師も初めての体験ですが、手が震え声も振るえ頭も真っ白と言う三点セットで見事な解説。
痛快なまでの失敗でした・・・。
さて、鑑定刀ですが、こちらは大変素晴らしいものを並べさせて頂く事ができました。
一号 刀 銘 於南紀重国造之 (重要刀剣)
二号 脇指 銘 於南紀重国造之
三号 刀 銘 於南紀重国造之 (重要刀剣)
四号 太刀 銘 包永 (特別重要刀剣)
五号 脇指 銘 於南紀重国造之 (重要刀剣)
南紀は現存数も多くはなく、現物を見る機会も多くは無いと思います。
包永も無名の手掻極めはよく出会いますが在銘の品を見る事は大変少ないはずです。
私の解説は別にして、鑑定刀の方は御満足頂けたのではないかと思います。
大変貴重な御刀を鑑定刀として御提供下さった皆様には心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
ずっと
平成6年頃に初めて気が付いてかなり衝撃を受け、その後あまりに掛け離れた事なので出る幕無しと決め込む。
5年ほど前、久々にそれその物に出会い、陰ではずっと膨らんでいた構想を満を持して試すも完全失敗。
その後も機会があるごとに試みるも失敗。
最近、以前とは別物で同じ状態の物を久々に発見。
今回はちょっと違ったアプローチで・・。
まずは知れと言う事で。
以前も色々探したが手が届かず諦めていた物が入手出来る事が分かり2つの大型家電店へ。
6人の店員さんは全く役立たずでした・・が、とりあえず購入。
色々知る事が出来た。
初めて出会ってから17年目でやっとスタート。
関西は何十年遅れて居るのでしょうか・・・。
30ねんくらいぶりに
選別
砥石を多数
研磨力有りで
今日はほんの10分ほどだけ京都御苑へ。
大きな地図で見る
広くてよいです。でも広すぎて10分ではどこへも行けません。
そういえば以前、御所の修理に入った大工さんが戸袋の奥から刀が出て来たと言っていました。
終戦の時や幕末やそんな頃に隠したのでしょうね。
去年買った大平を引く。
普段の刃砥がかなり柔らかい物を使っているのでこれは硬すぎて使い難くダメだと思っていたのですが、しばらく水に浸けていたらかなり使い易くなりました。
しかも強烈に研磨力が有ります。
こちらに慣れると昨日まで引いていた刃砥を使う気がしない・・・。
この手の石は裏の倉庫で眠って居ると思うのでちょっと嬉しくなります。