「きのくに刀剣ワールド」

和歌山県立博物館にて「特別展 きのくに刀剣ワールド」が開催されます。
会期 令和3年4月24日~6月6日
詳細はチラシをご覧ください

まだ発表されていないようですが展示リストによると敬愛する”入鹿”も出陳予定です。
(敬愛の使い方は多分間違っているのですが、郷土刀に対する気持ちの表現が見つからず、この言葉が一番しっくり来るのです)

和歌山県立博物館



特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」

今月10月31日(土)から12月14日(月)まで、大阪歴史博物館に於きまして、『特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」』が開催されます。
私、多分この10年で一番楽しみにしている展覧会です。

前期後期で入れ替えありです。
コロナの関係で、チケット日付指定等があるようですので、HPにてご確認ください。

『特別展「埋忠〈UMETADA〉桃山刀剣界の雄」』HP
 展示リスト
 大阪歴史博物館



秋季特別展「北陸の古刀」

福井市立郷土歴史博物館にて秋季特別展「北陸の古刀」が開催されます。
展示作品リスト

 今から千年余り昔、平安時代後期に生まれた日本刀は、はじめ大和・山城(現在の奈良県・京都府)といった政治の中心地や備前(現在の岡山県)・奥州(東北地方)といった良質の鉄産地に近い場所で製作されました。しかし13世紀頃から、海運など流通が発達したことにともない、原料となる鉄が他の地方でも入手できるようになったことで、全国各地に刀工が分散し、新しい刀剣の産地ができたと考えられます。
 越前(現在の福井県北部)ほか北陸地方の各地でも、南北朝時代以来、いくつもの刀工集団が活躍しました。「北国物(ほっこくもの)」と呼ばれた彼らの作品は、一部を除き備前や相州など、古来の刀剣産地の作品と比べて知名度も評価もあまり高くない傾向にありますが、独特の地鉄の風合いとすぐれた技術で、時の権力者の愛蔵品となったもの、近代以降、美術的価値の高さを認められ文化財指定等を受けたものも数多くあります。
 本展では千代鶴派、藤島派、敦賀鍛冶など中世の越前で活躍した刀工を中心に、近世に隆盛する新刀にもつながっていく北陸の刀工たちの足跡をたどっていきます。
開催概要  ※新型コロナウィルス感染症の影響等により、予定を変更する場合がございます。
会  期  10月10日(土)~11月23日(月・祝)

開館時間  午前9時~午後7時、11月6日以降は午後5時まで
      ※会期中の休館日なし
      ※短刀 銘 吉光 名物秋田藤四郎(重要文化財)の展示は会期前半、11月1日(日)までとなります。

会  場  福井市立郷土歴史博物館 観 覧 料一般700円、高校・大学生500円、中学生以下無料
     ・70歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とそ
      の介助者の方は、無料でご覧いただけます。
     ・ 特別展観覧券で、平常展示および養浩館庭園もご覧になれます。
     ・友の会優待観覧券で観覧できます。

主  催  福井市立郷土歴史博物館
      ※本事業は文化庁令和2年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業補助金の交付を
       受けています。

共  催  福井新聞社 
後  援   FBC福井放送、福井テレビ、FM福井、福井ケーブルテレビ、
      さかいケーブルテレビ、福井街角放送

「北陸の古刀」出陳刀 銘、信長


百錬精鐵 刀匠 月山貞利展 

会期:令和2年10/28(水)~11/3(火祝)
会場:日本橋髙島屋S.C. 本館6階美術画廊
   〒103-8265 東京都中央区日本橋2丁目4番1号
    TEL:(03) 3211‐4111
※最終日は午後4時閉場

(以下、月山日本刀鍛錬道場HPより転載)

月山鍛冶は鎌倉時代初期の鬼王丸を祖とし、奥州月山の麓で鎌倉、室町期に栄えました。月山鍛冶の最大の特徴は、刀身全体に波のように流れる「綾杉肌」で、月山鍛冶の鍛えた刀身に顕著に現れることから、月山肌とも呼ばれます。江戸時代に入ると月山鍛冶は様々な要因から影を潜めますが、松尾芭蕉の「奥野の細道」に「此国の鍛冶、霊水を撰てここに潔斎して剣を打、終に月山と銘を切って世に賞せらる」とあるようにこの時代にもその名は広く知られていました。

幕末の月山貞吉もこうした鍛冶の1人でしたが、天保期に大阪へ移住し月山鍛冶の再興を果たし、大阪月山の基を開きました。その後、月山貞一(帝室技芸員)、月山貞勝、月山貞一(重要無形文化財保持者)の各時代に様々な苦難を乗り越えながらも、月山貞利によってその尊い技術は現代に受け継がれています。

本展では約八百年続く綾杉鍛えの作品や月山家に伝わる刀身彫刻や日本刀各伝の作品を一堂に展示致します。また後継の刀匠月山貞伸の作品も同時に展示致します。

刀匠月山貞利が鍛え上げた渾身の最近作をどうぞご高覧下さい。

※期間中は月山貞利、貞伸のいずれかが在廊致します。皆様のご来場を心よりお待ち致しております。