男くさい

まーちん
毎日3人で仕事をしておりますが、昨日の記事の通りマーチン君が来て居るので研ぎ場に男4人です(右から小野田、三浦、マーチン)。
マーチンはチェコで独学で研磨を続けていたのですが、驚いた事にどうやら砥目が見えている。
これは当り前のようで、大変凄い事です。
日本で刀剣鑑賞歴20年、30年、40年と言う方でも砥石目を砥石目と認識出来る人はそれほど多くはないと思います。
荒砥の目はともかく、中名倉と細名倉の目の違いや内曇の効きを判断出来る人はそう居ない。
一人で研磨を続けていた彼には内曇の効きの判断が出来るようです。
ごつい体だが繊細な男なのかも。



歴史のなかの鉄炮伝来

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宇田川武久先生より図録「歴史のなかの鉄炮伝来 種子島から戊辰戦争まで」をお送り頂きました。
一応”図録”と記しましたが、これほど内容の濃い図録は初めてです。
勉強させて頂きます。ありがとうございました。

昨日よりしばらくの間、チェコから研師のマーチン君が研磨修行に来ています。
わざわざ日本までやってくるだけあって、やる気が半端じゃありません。
以前来た時は日本語は一切話せず聞き取れずでしたが、今回はかなり話せます。
彼から学ぶ事は沢山ありそうです。



グラスルーペを買ってみた

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先日掛けさせて頂いた医療用のルーペは視界が狭い物だったので、まずはこちらを購入。
ハズキルーペ。
メガネの上から掛けられ、非常に広い視野で作業可能。大変使い易い。
しかし!初めて気付いたのだが、今の私はメガネを外し裸眼で手元を見ると、メガネを掛けた状態よりかなり近い焦点距離で見る事が出来る!
メガネの上からハズキルーペで見るよりも、メガネを外し、裸眼で見た方が格段に見えたんです。
こんな事になっていたんですか・・・。昨日まで全く気付いていなかった。
と言う事は最近苦しんでいたタガネ作業やその他の細かい作業も裸眼でOKだったんです。
でもこれでしばらくしたら老眼に向うんでしょうね・・。



錵粒を

2
肥前。
倍率を下げ錵粒を撮る。

1
堀川物。

当然だが肉眼で鑑賞する特長は拡大してもその通りになっている。